別府インターチェンジ

別府インターチェンジ：大分観光の玄関口

別府インターチェンジ（べっぷインターチェンジ）は、大分県別府市に位置する東九州自動車道に属するインターチェンジです。別府温泉郷へのアクセス拠点として、観光客や地元住民にとって重要な交通インフラとして機能しています。

歴史と変遷

別府ICの歴史は、東九州自動車道の段階的な開通と深く関わっています。1989年7月20日、湯布院IC～別府IC間の開通により供用が開始されました。その後、1992年12月3日には別府IC～大分IC間が開通、さらに1994年12月15日には速見IC～日出JCT間の開通に伴い、IC番号の変更が行われています。2018年8月5日には正式に東九州自動車道に編入され、現在に至ります。このように、別府ICは東九州自動車道の整備とともに発展してきた歴史を持っています。

便捷な立地と周辺環境

別府ICは、多くの観光地へのアクセスが容易な場所に位置しています。インターチェンジからほど近くには、世界的に有名な別府温泉郷が広がり、多くの温泉旅館やホテルが立ち並んでいます。また、高崎山自然動物園、別府地獄めぐり、うみたまご、別府タワー、ビーコンプラザといった観光スポットも近隣に点在しており、観光客にとって非常に便利な立地となっています。

さらに、別府港や陸上自衛隊別府駐屯地・南別府駐屯地、京都大学地球熱学研究施設、別府公園といった施設も近くにあります。これらの施設へのアクセスも、別府ICを経由することで容易になります。

道路接続状況

別府ICは、大分県道11号別府一の宮線（やまなみハイウェイ）に直接接続しています。間接的には、国道10号、国道500号、大分県道52号別府庄内線にも接続しており、広範囲へのアクセスを可能にしています。

料金所とバス停

別府ICの料金所は、5ブースの規模です。入口には2ブース（ETC専用1、一般・ETC併用1）、出口には3ブース（ETC専用1、一般2）が設置されています。

インターチェンジに隣接して別府バスストップが設置されていますが、現在、路線バスの停車はありません。

隣接インターチェンジ

東九州自動車道上では、日出JCTと大分ICに隣接しています。別府湾サービスエリア/スマートインターチェンジも近隣にあります。

まとめ

別府インターチェンジは、観光地へのアクセス、地域社会の交通網の要として重要な役割を果たしています。周辺環境、道路接続、料金所の設備などを考慮すると、高い利便性を備えたインターチェンジであると言えます。今後とも、地域の活性化に貢献していくことが期待されます。

もう一度検索