別所町高木

兵庫県三木市別所町高木の詳細情報

別所町高木（べっしょちょうたかぎ）は、兵庫県三木市に位置する地域で、1丁目から3丁目と丁目が付かない区域があります。郵便番号は673-0435です。

地理

別所町高木は、別所地区の東側、美嚢川の左岸に広がる丘陵地と沖積平野が特徴です。住宅地と農地が混在しており、のどかな風景が広がっています。

地名の由来は、「高い木のある場所」から来ています。地域には大歳神社があり、その周辺に集落が形成され、神聖な場所として大切にされてきました。現在では、国道175号（三木バイパス）や兵庫県道20号加古川三田線の東側に集落と農地が広がっています。

位置関係としては、東側は福井、末広、大村、西側は別所町東這田、別所町巴、南側は別所町興治、北側は別所町近藤と隣接しています。また、別所町朝日ケ丘が一部挟まっています。

河川

地域内には以下の河川が流れています。

宿谷川
八幡谷川
長治川

歴史

成立から町村制施行まで

古くは、現在の別所町高木の東側は高木町と呼ばれ、三木町の地方町の一町でした。一方、西側は高木村と呼ばれていました。

1617年（元和3年）：高木村のうち、三木町人の出作地が分離し独立。明石藩領となります。
1703年（元禄16年）：5000石余の大身旗本である一柳直増が伊予国から知行地を移され、高木陣屋（豊城根神社周辺一帯）を築きます。以降、幕末まで旗本一柳家の領地となります。

町村制施行以降

1954年（昭和29年）6月1日：三木市が新設され、三木市別所町高木となります。

現在の状況

2022年（令和4年）7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的な世帯数と人口は省略）

小・中学校の学区

三木市立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです。

（具体的な学区は省略）

施設

地域内には、様々な施設があります。

三木ホースランドパーク
メッセみき
三木変電所
大歳神社
朝日神社
豊城根神社
日本通運三木営業所
マックスバリュ別所店
兵庫県営三木高木団地
三木市営朝日ケ丘中団地13号棟
三木市営朝日ケ丘中団地14号棟

また、地域内には複数の公園があります。

交通

鉄道

地域内には鉄道は走っていませんが、2008年4月1日まで三木鉄道三木線高木駅がありました。

バス

神姫バス
みっきぃバス

道路

国道175号三木バイパス（国道427号と重複）
高木インターチェンジ
兵庫県道20号加古川三田線
兵庫県道23号三木宍粟線
高木末広バイパス（建設中）

参考文献

角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』（初版第1刷）、1988年9月。ISBN 978-4040012803。
平凡社 編『兵庫県の地名 Ⅱ』（初版第1刷）下中直人、1989年10月20日。ISBN 4-582-49061-1。
播中社印刷所 編『三木の地名録』（初版第1刷）福本錦嶺、2003年1月1日。
一柳貞吉『一柳家史紀要』1933年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1192151。

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