加 (流山市)

千葉県流山市の地名「加」について

加（か）は、千葉県流山市に存在する地名です。現在、行政地名としては加一丁目から加六丁目と、大字加が用いられています。郵便番号はどちらも270-0176です。

地理

加は、流山市の南部に位置しており、平和台や流山とともに市の行政上の中心地を形成しています。地理的には、江戸川沿いの低地である「加岸」と、台地上の「加台」に分かれています。加岸は古くから河岸として栄え、隣接する根郷や流山とともに、流山の旧市街地を形成していました。

1965年から1975年にかけて組合施行による区画整理が行われた地域と、1983年から1997年にかけて東急不動産によって区画整理された「流山美しが丘」があり、全域が住宅街となっています。

地域内には、流山市立流山北小学校（一丁目）、流山市文化会館（一丁目）、流山市立博物館（一丁目）、流山市立南部中学校（三丁目）、千葉興業銀行南流山支店加台出張所（三丁目）、流山加台郵便局（四丁目）などの施設があります。

隣接する地域としては、東に市野谷、西に埼玉県三郷市田中新田、南に平和台、北に三輪野山があります。

地名の由来

加という地名の由来は、1889年（明治22年）に、葛飾郡加村が周辺の町村と合併して流山町となった際に、旧村名の「加」を残したことに始まります。珍しい地名であるため、しばしば話題になることがあります。

地価

2015年（平成27年）1月1日の公示地価によれば、住宅地としての地価は、加4丁目1番11外の地点で1平方メートルあたり11万3000円となっています。

沿革

加の沿革は以下の通りです。

1869年（明治2年）：府藩県三治制により葛飾県葛飾郡加村となる。
1871年（明治4年）：廃藩置県により印旛県葛飾郡加村となる。
1873年（明治6年）：県の統合および郡の分割により千葉県葛飾郡加村となる。
1889年（明治22年）：葛飾郡流山町、鰭ケ崎村、西平井村、木村、三輪野山村と合併し、東[[葛飾郡]]流山町大字加となる。
1951年（昭和26年）：八木村、新川村と合併し、東[[葛飾郡]]江戸川町大字加となる。
1952年（昭和27年）：江戸川町が流山町に改称し、東[[葛飾郡]]流山町大字加となる。
1967年（昭和42年）：市制施行により流山市大字加となる。
1997年（平成9年）：大字加より加一丁目～加四丁目を新設。
1998年（平成10年）：大字加より加五丁目、加六丁目を新設。

町名の変遷

加の町名は、上記沿革の通り、変遷を重ねてきました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）1[[1月1日]]現在の世帯数と人口については、別途資料を参照ください。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合の学区については、別途資料を参照ください。

施設

加には以下の施設があります。

流山市立流山北小学校
流山市立南部中学校
流山市文化会館
流山市立博物館
流山加台郵便局
千葉興業銀行南流山支店加台出張所

関連項目

加 (曖昧さ回避)

脚注

詳細は、関連資料を参照してください。

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