北島敬介

北島敬介（きたじま けいすけ）は、1936年11月27日に東京都で生まれ、2008年3月2日に71歳で亡くなった、日本の検察官、弁護士です。最終階級は正三位で、瑞宝大綬章を受章しています。

経歴

北島氏は、東京都立上野高等学校を経て、東京大学法学部を卒業しました。1961年4月に検事に任官し、検察官としてのキャリアをスタートさせました。

1995年8月には次長検事、1997年12月には東京高等検察庁検事長に就任。1998年6月には土肥孝治の後任として検事総長に就任しました。

2001年7月に検事総長を退官し、後任には原田明夫氏が就任しました。退官後も、同年7月に財団法人矯正協会の会長に就任し、同年9月には弁護士登録（第一東京弁護士会）を行い、弁護士としての活動も開始しました。

その後、2002年6月には日本郵船の社外監査役、2004年6月には大和証券グループ本社の社外取締役、明治学院大学法科大学院の非常勤講師など、幅広い分野で活躍しました。

女子高生コンクリート詰め殺人事件

北島氏は、検事時代に発生した女子高生コンクリート詰め殺人事件において、東京地検検事として控訴趣意書を作成しました。

叙勲

2007年には、長年の功績が認められ、瑞宝大綬章を受章しました。

著書

北島氏は、1979年に『福祉犯罪―解釈と実務(防犯・少年・保安実務シリーズ〈8〉)』（日世社）を著しています。

北島敬介氏は、検察官として、また弁護士として、日本の法曹界に多大な貢献をしました。その功績は、現在もなお、多くの人々に影響を与えています。

外部リンク

コトバンク　北島敬介

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