北海道労働金庫

北海道労働金庫について

北海道労働金庫（ほっかいどうろうどうきんこ）は、北海道札幌市に本店を置く労働金庫です。「北海道ろうきん」の略称で親しまれており、英語では「Hokkaido Labour Bank」と表記します。北海道内のみを営業エリアとし、すべての支店が道内に所在しています。地域に根ざした金融機関として、北海道の労働者の生活を支える役割を担っています。

歴史

北海道労働金庫は、1951年5月19日に北海道勤労信用組合として創立しました。翌月には営業を開始し、1953年の労働金庫法制定に伴い、信用組合北海道労働金庫に改組しました。1954年には現在の名称である北海道労働金庫に改称しました。

1985年には全国労働金庫ネットワークサービス（ROCS）が稼働を開始し、1990年にはMICSが稼働。1999年には郵貯との提携を開始し、2000年にはデビットカードサービスを開始するなど、時代に合わせたサービスの拡充を図ってきました。

2001年にはインターネットバンキングを開始、2004年にはPay-easyやセブン銀行との提携を開始。2006年にはICカードの取り扱いを開始し、2007年にはインターネットバンキング専用のインターネット北海道支店を開業しました。2008年にはイオン銀行との提携を開始し、2016年にはイーネット・ローソンATM・ビューアルッテとの提携を開始し、利用者の利便性を高めてきました。

2017年には札幌手稲支店を開設、2022年には夕張出張所と赤平出張所をそれぞれ岩見沢支店と滝川支店内に移転し、ブランチインブランチ方式での運営を開始しました。

店舗網

北海道労働金庫は、道内各地に店舗を展開しています。札樽地区、函館地区、室蘭地区、滝川地区、旭川地区、網走地区、釧根地区、十勝地区に支店を構え、各地域において金融サービスを提供しています。また、一部店舗にはブランチインブランチとして出張所も設置されています。

各地区の主な支店

札樽地区: 札幌市内7店舗（本店、道庁支店、札幌西支店、札幌東支店、札幌北支店、札幌麻生支店、札幌手稲支店）、千歳支店、江別支店、岩見沢支店、小樽支店、倶知安支店
函館地区: 函館支店、八雲支店
室蘭地区: 室蘭支店、室蘭東支店、苫小牧支店、静内支店
滝川地区: 滝川支店、砂川出張所、芦別出張所
旭川地区: 旭川支店、名寄支店、富良野支店、留萌支店、稚内支店
網走地区: 北見支店、網走支店、紋別出張所、遠軽出張所
釧根地区: 釧路支店、中標津支店
十勝地区: 帯広支店

また、インターネット取引専用の店舗として、インターネット北海道支店があります。

ATM

北海道労働金庫のATMは、店舗以外にも、官公庁、地下鉄駅、ショッピングセンターなど、様々な場所に設置されています。

ATM利用の手数料

ろうきんキャッシュカードは、全国のろうきんATMで手数料無料で利用可能です。
セブン銀行ATMでは7時から19時まで、イオン銀行ATMでは8時から平日23時、土休日21時まで出金が無料です。
イーネット、ローソン銀行、ビューアルッテ各ATMでは24時間出金が無料です。
ゆうちょ銀行や他の金融機関のATMを利用した際の手数料は、即時キャッシュバックされます（振込手数料は対象外）。
* ろうきんキャッシュカードでの入金は、ゆうちょ銀行、セブン銀行、イオン銀行、イーネット、ローソン銀行、および相互入金業務協議会加盟金融機関のATMで無料です。

その他の特徴

北海道労働金庫は、労働者のための金融機関として、生活に密着した様々なサービスを提供しています。インターネットバンキングやデビットカード、各種ローンなど、時代に合わせたサービスを展開しており、地域社会の発展に貢献しています。

まとめ

北海道労働金庫は、北海道に根ざした労働金庫として、地域社会の発展と労働者の生活を支える重要な役割を担っています。道内各地に店舗を展開し、ATMネットワークも充実しており、利用者の利便性を追求しています。北海道で働く人々にとって、なくてはならない金融機関と言えるでしょう。

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