北海道道101号下川愛別線

北海道道101号下川愛別線

北海道道101号下川愛別線は、上川郡下川町から士別市（朝日町・岩尾内湖）を経由して上川郡愛別町を結ぶ主要地方道です。

概要

この路線は、下川町、士別市、愛別町といった上川地方の主要な自治体を結び、地域間の交流や物流を支える重要な役割を担っています。特に、糸魚トンネルや於鬼頭トンネルの開通により、冬季の交通の難所が解消され、通年通行が可能になったことは、沿線住民の生活に大きく貢献しています。

路線データ

起点：北海道上川郡下川町幸町（国道239号交点）
終点：北海道上川郡愛別町本町（国道39号交点）
総延長：62.110 km
実延長：54.004 km
重用延長：8.106 km
道路管理者：上川総合振興局 旭川建設管理部 士別出張所、上川総合振興局 旭川建設管理部 事業課

歴史

北海道道101号下川愛別線は、複数の路線が統合・再編されて現在の形になりました。

1961年（昭和36年）3月31日 - 朝日から愛別間が道道352号朝日愛別停車場線に認定。
1970年（昭和45年）12月 - 糸魚トンネル開通。
1972年（昭和47年）3月31日 - 下川から朝日間が道道743号下川朝日線に認定。
1976年（昭和51年）8月31日 - 道道352号・同743号を廃止し、道道902号下川愛別線を認定。
1993年（平成5年）5月11日 - 建設省から、道道下川愛別線が下川愛別線として主要地方道に指定。
1994年（平成6年）10月1日 - 路線番号変更。
1995年（平成7年）11月27日 - 於鬼頭トンネル開通。これにより、通年通行が可能となりました。

路線状況

一部区間では、他の道道との重複区間があります。

北海道道354号ペンケ下川停車場線：下川町幸町 - 下川町南町
北海道道206号下川風連線：下川町幸町 - 下川町班渓
北海道道61号士別滝の上線：士別市朝日町登和里 - 士別市朝日町岩尾内
北海道道296号比布愛別停車場線：愛別町字本町

道路施設

主要なトンネルとして、以下のものがあります。

糸魚トンネル (230 m)：下川町 - 士別市
於鬼頭トンネル (1,106 m)：士別市 - 愛別町

地理

通過する自治体

上川総合振興局
上川郡下川町
士別市
上川郡愛別町

交差する道路

下川町
国道239号 - 幸町（起点）
北海道道354号ペンケ下川停車場線 - 幸町、南町（重複）
北海道道758号パンケ風連線 - 班渓
北海道道206号下川風連線 - 班渓
士別市
北海道道61号士別滝の上線 - 朝日町岩尾内（重複）
愛別町
北海道道296号比布愛別停車場線 - 字本町（重複）
国道39号 - 字本町（終点）
北海道道140号愛別当麻旭川線 - 字本町（終点）

沿線にある施設など

下川町
下川町立下川小学校
桜ヶ丘公園（万里長城等）
下川町ふるさと交流館
士別市
岩尾内ダム
岩尾内湖
天塩岳道路（天塩川源流・ポンテシオダム・天塩岳登山口方面へ向かう市道）分岐
愛別町
愛別ダム
愛別町立協和小学校
協和温泉
愛別町総合スポーツ公園
上川中央農協本所
愛別郵便局
旭川信用金庫愛別支店
愛別町役場
大雪消防組合愛別消防署

関連項目

* 北海道の道道一覧

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