北海道道256号豊富遠別線

北海道道256号豊富遠別線について

北海道道256号豊富遠別線は、天塩郡幌延町から天塩町を経由して遠別町を結ぶ主要な一般道道です。一見「豊富」という名前がついていますが、起点は豊富町ではなく、幌延町北進からスタートします。

概要

この道路は、宗谷地域の町村を結び、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を果たしています。総延長は約56.8km、実際に車両が通行できる実延長は約46.3kmとなっています。一部区間は他の道道や国道と重複しており、総延長と実延長の差は重複区間の長さを表しています。

道路の管理は、宗谷総合振興局稚内建設管理部と留萌振興局留萌建設管理部遠別出張所が担当しています。

路線データ

起点：北海道天塩郡幌延町字北進（北海道道84号豊富浜頓別線交点）
終点：北海道天塩郡遠別町字北浜（国道232号交点）
総延長：56.800 km
実延長：46.339 km
重用延長：10.461 km

歴史

北海道道256号豊富遠別線は、1957年（昭和32年）に167号として路線認定されました。その後、1994年（平成6年）に現在の256号へと番号が変更されています。

路線状況

この路線は、複数の区間で他の道路と重複しています。

北海道道121号稚内幌延線（幌延町字北進 - 幌延町宮園町）
北海道道121号稚内幌延線（幌延町元町）
北海道道645号上問寒幌延停車場線（幌延町元町 - 幌延町字上幌延）
北海道道302号雄信内停車場線（幌延町雄興 - 天塩町字オヌプナイ）
国道40号（天塩町字オヌプナイ）
北海道道119号遠別中川線（遠別町字清川）
北海道道688号名寄遠別線（遠別町字久光 - 遠別町字北浜）

道路施設

この路線で最も重要な構造物の一つが、雄信内大橋です。

雄信内大橋：全長504m、天塩川を跨ぎ、幌延町字雄興と天塩町字オヌプナイを結びます。

地理

北海道道256号豊富遠別線は、かつて幌延駅から雄信内駅にかけて、宗谷本線に沿って走っていました。この区間は、鉄道と並走する風景が特徴的でした。

通過する自治体

宗谷総合振興局
天塩郡幌延町
留萌振興局
天塩郡天塩町
天塩郡遠別町

交差する道路

幌延町
北海道道84号豊富浜頓別線 - 字北進（起点）
北海道道121号稚内幌延線 - 宮園町、元町（重複）
北海道道645号上問寒幌延停車場線 - 元町、上幌延（重複）
北海道道302号雄信内停車場線 - 雄興
天塩町
国道40号 - オヌプナイ（重複）
北海道道855号六志内西雄信内線 - オヌプナイ
遠別町
北海道道119号遠別中川線 - 清川（重複）
北海道道854号清川線 - 清川
北海道道688号名寄遠別線 - 久光（重複）
国道232号 - 字北浜（終点）

沿線施設

幌延町
幌延町役場
幌延町総合体育館
総合スポーツ公園
北緯45度通過点

北海道道256号豊富遠別線は、地域の交通網において重要な役割を果たしており、沿線住民の生活に深く関わっています。

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