北海道道38号夕張岩見沢線

北海道道38号夕張岩見沢線は、夕張市と岩見沢市を結ぶ主要地方道です。この道道は、沿線に点在する観光施設や、かつて炭鉱で栄えた地域の歴史を感じさせる遺構など、多様な魅力を持っています。

概要

夕張岩見沢線は、夕張市清水沢を起点とし、岩見沢市南町を終点とする全長約48kmの路線です。沿線には、夕張市平和運動公園や石炭の歴史村、めろん城などの観光スポットがあり、ドライブやツーリングにも適しています。

かつてこの地域は、石炭産業で栄えていました。夕張市内では、旧JR石勝線夕張支線、岩見沢市内では、かつての万字線と並行する区間が多く、これらの鉄道は、石炭輸送の重要な役割を担っていました。沿線には、当時の面影を残す高圧線の鉄塔やコンクリート構造物などが点在しており、歴史を感じることができます。

路線状況

夕張岩見沢線は、一部区間で北海道道30号三笠栗山線と重複しています。また、沿線にはいくつかの橋梁があり、それぞれ美しい景観を楽しむことができます。

西川橋 (夕張市清水沢)
清風橋 (夕張市清水沢)
温泉橋 (夕張市清水沢 - 夕張市平和)
英橋 (岩見沢市栗沢町万字寿町 - 岩見沢市栗沢町万字英町)
巴橋 (岩見沢市栗沢町万字)
美流渡橋 (岩見沢市毛陽町 - 岩見沢市栗沢町美流渡錦町)
高柳橋 (岩見沢市栗沢町美流渡西町 - 岩見沢市朝日町)
第一朝栗橋 (岩見沢市朝日町 - 岩見沢市栗沢町美流渡西町)
第二朝栗橋 (岩見沢市栗沢町美流渡西町 - 岩見沢市朝日町)
第一朝日橋 (岩見沢市朝日町 - 岩見沢市栗沢町宮村)
第二朝日橋 (岩見沢市栗沢町宮村 - 岩見沢市上志文町)

夕張市丁未には、メロン城前ゲート、岩見沢市栗沢町万字二見町には、万字温泉前ゲートが設置されています。

歴史

夕張岩見沢線は、1957年に169号として路線認定されました。その後、1993年に北海道道514号夕張平取線の一部区間を編入し、起点が変更されました。同年には、主要地方道に指定され、1994年に路線番号が38号に変更されました。

地理

夕張岩見沢線は、空知総合振興局管内を通過し、夕張市と岩見沢市を結んでいます。主な峠として万字峠があります。

交差する道路

国道452号 (夕張市清水沢3丁目、起点)
北海道道3号札幌夕張線 (夕張市若菜)
北海道道1129号三笠栗沢線 (岩見沢市栗沢町美流渡本町)
北海道道30号三笠栗山線 (岩見沢市上志文町、岩見沢市志文町、重複)
国道234号 (岩見沢市南町8条3丁目、終点)

沿線施設

夕張市

夕張市平和運動公園
夕張鉄道本社・本社ターミナル
夕張市役所
夕張市美術館
栗山警察署夕張警察庁舎
ゆうばりホテルシューパロ
夕張市立診療所
石炭の歴史村
めろん城
丁未風致公園

岩見沢市

岩見沢市万字連絡所
毛陽温泉スパ・イン メープルロッジ
岩見沢市役所美流渡出張所
美流渡交通センター
美流渡郵便局
岩見沢朝日簡易郵便局
岩見沢市役所朝日町出張所
岩見沢萩の山市民スキー場
上志文郵便局
岩見沢市立メープル小学校
* 北海道中央バス岩見沢営業所

北海道道38号夕張岩見沢線は、炭鉱の歴史と豊かな自然が織りなす、魅力的な道道です。

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