北郷 (つくば市)とは？意味をやさしく解説

北郷（きたさと）

北郷は、茨城県つくば市の北部に位置する町名です。筑波研究学園都市の研究学園地区に属しており、その全域が国土地理院の敷地となっています。そのため、居住者はなく、人口は0人です。郵便番号は305-0811です。

北郷は、つくば市の北部に位置し、東と南は西平塚、西と北は要と隣接しています。全域が国土地理院の敷地であるため、一般の住宅や商業施設などは存在しません。

かつては無住の地で、平地林や畑が広がっていました。1979年（昭和54年）に国土地理院が業務を開始し、この地に拠点を置きました。1996年（平成8年）6月1日には、国土地理院の敷地内に地図と測量の科学館が開館し、一般の人々も訪れることができるようになりました。

北郷という地名の由来は、この地が谷田部町の北部に位置していたことに由来すると考えられます。具体的な由来に関する詳細な記録は見つかっていません。

1978年（昭和53年） - 筑波郡谷田部町北郷として成立しました。
1987年（昭和63年）11月30日 - 谷田部町が2町1村と合併し、つくば市北郷となりました。

北郷に居住者はいないため、学区は形式的なものとなっています。市立小・中学校に通う場合、北郷全域が要小学校、大穂中学校の学区となります。

国土地理院バス停が利用可能です。

関東鉄道バス C6・26・36系統: 建築研究所方面
関東鉄道バス C6系統: つくばセンター方面
関東鉄道バス 36系統: ひたち野うしく駅方面
関東鉄道バス 71系統: 下妻駅方面
関東鉄道バス 71系統: つくばセンター方面

国道408号（学園西大通り）が北郷の南西端を通っています。
茨城県道19号取手つくば線が国土地理院正門前の交差点の一点のみで接続しています。

国土地理院: 日本の測量・地図作成の中心機関です。
地図と測量の科学館: 地図や測量に関する展示を行っており、一般の人々も学ぶことができます。

「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店、昭和58年12月8日、1617pp.
長岡正利（1997）"国土地理院に「地図と測量の科学館」―平成8年6月1日開館―"びぶろす（国立国会図書館協力部）.48(2):42-45.

* 国土地理院

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