千曲駅

千曲駅について

千曲駅は、長野県千曲市大字寂蒔に位置する、しなの鉄道しなの鉄道線の駅です。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、2023年3月18日より終日無人駅となりました。

歴史

この駅は、千曲市の請願によって設置された駅です。20年以上にわたる誘致活動を経て、駅の建設が実現しました。総事業費は3億7000万円にのぼり、千曲市、長野県、国がそれぞれ費用を負担しました。

開業当初、特殊鋼材の高騰などの影響で、上下線ホームを結ぶ跨線橋とエレベーターの建設が間に合いませんでした。そのため、跨線橋が完成するまでの間、暫定的に2番線（上田方面）ホームに臨時出入口（スロープ）が設けられました。2番線から乗車する際には、乗車駅証明書発行機で証明書を受け取り、列車内または降車駅で運賃を精算する方式がとられていました。

年表

2008年（平成20年）7月：駅舎建設工事が開始されました。
2009年（平成21年）3月14日：千曲駅が開業しました。
2009年（平成21年）10月25日：跨線橋とエレベーターが完成し、翌26日に供用が開始されました。
2010年（平成22年）2月13日：駅周辺の改良工事が完了しました。
2022年（令和4年）4月1日：土曜・休日が無人化されました。
2023年（令和5年）3月18日：終日無人駅となりました。

駅構造

千曲駅は、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。2023年3月17日までは簡易委託駅として、千曲市が窓口業務を行っていましたが、現在は無人駅となっています。駅舎内には、かつて出札窓口、自動券売機2台、飲料水の自動販売機1台が設置されていました。

のりば

利用状況

千曲市統計書によると、2021年度の1日平均乗車人員は410人でした。開業後の利用状況の推移については、以下の通りです。

駅周辺

千曲駅周辺には、以下の施設があります。

北国街道一里塚：現在は存在しませんが、真田宝物館所蔵の江戸参勤の絵図に描かれています。
千曲市内川公民館
五加郵便局
千曲市立五加小学校
綿半スーパーセンター千曲店

バス路線

千曲市循環バスが以下の路線で運行しています。

大循環線（ちくま号）
東西線（かむりき号）
五加戸倉線（さざなみ号）

隣の駅

しなの鉄道しなの鉄道線

□快速：通過
■普通：戸倉駅 - 千曲駅 - 屋代駅

脚注

記事本文

利用状況：千曲市統計書

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 千曲駅 - しなの鉄道

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