千葉県道180号松戸原木線

千葉県道180号松戸原木線について

千葉県道180号松戸原木線は、千葉県北西部の松戸市と湾岸部の市川市を結ぶ、重要な南北幹線道路です。この道路は、松戸市松戸の国道6号との交差点である陣ヶ前交差点を起点とし、市川市、船橋市を経由して、市川市原木の京葉道路原木インターチェンジに至ります。

概要

通称「市川松戸道路」として知られ、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。かつては市川松戸有料道路として運営されていましたが、2000年10月1日に無料化されました。

路線

この道路は、松戸市松戸の国道6号・陣ヶ前交差点から南進し、木下街道の北方十字路を経て、船橋市内のJR西船橋駅付近を通過します。その後、市川市内で京葉道路原木ICに接続します。船橋市内の国道14号とは、中山競馬場入口交差点で交差しており、北方十字路付近には中山競馬場があります。

起点: 松戸市松戸、「陣ヶ前交差点」

終点: 市川市原木、京葉道路原木インターチェンジ

総延長: データなし

実延長: 10.841 km (東葛飾土木事務所管内: 5.187 km, 葛南土木事務所管内: 5.654 km)

路線状況

国道14号との交差点である中山競馬場入口交差点では、慢性的な交通渋滞が発生しています。また、京成本線と交差する西船跨線橋の老朽化も問題となっています。これらの問題を解決するため、1996年度から2015年度にかけて、交差点改良と跨線橋の架け替えを含む道路改良事業が進められました。

歴史

「市川松戸有料道路」時代には、陣ヶ前交差点から北方十字路までが有料区間とされ、市川市大野町付近に料金所が設置されていました。

1966年: 市川市若宮 - 同市大野町間の工事開始
1968年10月1日: 同区間2.9 kmが開通、市川松戸有料道路として供用開始。同年、大野町以北工事開始
1971年: 有料道路区間全通 (7.8 km)
2000年10月1日: 無料開放

重複区間

千葉県道283号若宮西船市川線（市川市二俣 - 市川市若宮、「北方十字路」）
千葉県道179号船橋行徳線（市川市二俣 - 市川市原木、京葉道路原木IC）

道路施設

国分川橋 (国分川、松戸市大橋 - 同市秋山)
高塚高架橋 (千葉県道51号市川柏線、松戸市高塚新田 - 市川市大野町・下貝塚)
警察路側 大橋局 (松戸市大橋 - 松戸市松戸)※2019年11月頃放送終了・免許失効。

地理

通過する自治体:

千葉県
松戸市
市川市
船橋市

交差する道路:

国道6号（松戸市松戸、「陣ヶ前交差点」、起点）
国道464号（松戸市松戸、「西美野交差点」）
千葉県道51号市川柏線（松戸市高塚新田）
千葉県道59号市川印西線（市川市若宮、「北方十字路」交差点）
国道14号（船橋市西船、「中山競馬場入口」交差点）
千葉県道283号若宮西船市川線（市川市二俣）
千葉県道179号船橋行徳線（市川市二俣）
京葉道路（市川市原木、終点）

沿線施設

北国分駅 - 北総線
光英VERITAS中学校・高等学校
聖徳大学附属小学校
千葉県立松戸向陽高等学校
秋山駅 - 北総線
八幡神社 (松戸市高塚新田)
大野中央病院
千葉県立市川東高等学校
中山競馬場
* 東中山駅 - 京成本線

この道路は、地域の交通網において重要な役割を担い、多くの人々の生活を支えています。

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