古井駅

古井駅（こびえき）

古井駅は、岐阜県美濃加茂市森山町一丁目にある、東海旅客鉄道（JR東海）高山本線の駅です。その難読な駅名も特徴の一つで、美濃加茂市に編入される前の旧古井町に由来します。

歴史

古井駅の歴史は、1922年（大正11年）11月25日に高山線（後の高山本線）が美濃太田駅から下麻生駅まで延伸した際に開業したことに始まります。開業当初から旅客と貨物の取り扱いを行っていました。

その後、1972年（昭和47年）11月1日に業務委託駅となり、1973年（昭和48年）4月20日には貨物の取り扱いが廃止されました。さらに、1984年（昭和59年）2月1日には荷物扱いも廃止されています。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となりました。2011年（平成23年）4月1日には、それまで行っていた簡易委託が終了し、無人駅となっています。そして、2017年（平成29年）3月13日には、新しい駅舎が使用開始されました。

駅構造

古井駅は、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。高速通過（110km/h）が可能な両開き分岐器（Y字ポイント）が採用されています。

駅の出入口は、駅舎がある上りホーム側と、下りホーム側の両方にあります。それぞれのホームは跨線橋で結ばれており、行き来が可能です。

現在は、美濃太田駅が管理する無人駅となっていますが、以前は東海交通事業による簡易受託駅として運営されていました。しかし、2011年（平成23年）3月31日をもって簡易委託が終了し、無人化されました。

のりば

利用状況

「岐阜県統計書」と「美濃加茂市統計書」によると、古井駅の1日平均乗車人員は以下の通りです。

駅周辺

駅周辺には住宅が点在しており、駅の裏手には水田が広がっています。高山本線を利用する周辺の高校生のために、駅には自転車置き場が設けられています。

また、ぎふ清流里山公園に最も近い駅ですが、同公園へは美濃太田駅からバスを利用する方が便利です。

名所

こびの天狗山
荒薙教

施設

古井郵便局
東濃信用金庫古井支店
十六銀行古井支店
美濃加茂市東図書館
岐阜地方法務局美濃加茂支局
美濃加茂市立古井小学校
私立美濃加茂中学高等学校
岐阜県立加茂高等学校
岐阜県立加茂農林高等学校

交通

あい愛バス「むくのき・そうきち線」「古井駅-可児川駅線」
国道41号

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

高山本線

美濃太田駅 (CG07) - 古井駅 - 中川辺駅

脚注

注釈

出典

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

もう一度検索