吉野町駅

吉野町駅は、神奈川県横浜市南区吉野町3丁目にある横浜市営地下鉄ブルーライン（1号線）の駅です。駅番号はB14で、かつて存在した横浜市電の吉野町三丁目電停と同じ場所に位置しています。

駅の概要

吉野町駅は、国道16号と神奈川県道21号横浜鎌倉線（通称：鎌倉街道）が交差する吉野町交差点の直下にあります。この地域はかつて海でしたが、江戸時代前期に吉田勘兵衛によって開墾された吉田新田の中にあります。また、当駅は横浜市営地下鉄2号線（後に計画中止）との乗り換え駅として設計されました。隣の阪東橋駅との駅間距離は500mと、ブルーラインの中で最も短い区間となっています。

歴史

吉野町駅は、1972年12月16日に開業しました。その後、2007年6月9日にはホームドアの使用が開始され、2012年4月10日からはdocomo Wi-Fiによる公衆無線LANサービスが利用できるようになりました。

駅名の由来は、地名である「吉野町」に由来しています。この「吉野町」という地名は、楠木正行の故事から採られたとされています。

駅の構造

吉野町駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。

のりば

※ 路線名は旅客案内上の名称で記載しています。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は15,759人（乗車人員：7,977人、降車人員：7,782人）です。近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通りです。

（具体的な数値データは省略）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や路線があります。

南太田駅（京浜急行電鉄本線）
国道16号
神奈川県道21号横浜鎌倉線（鎌倉街道）
横浜市立共進中学校
横浜市立日枝小学校
日枝神社（通称：お三の宮）
横浜吉野町郵便局
横浜南太田郵便局

バス路線

吉野町駅周辺には以下のバス路線が乗り入れています。

1番出入口前

横浜市営バス：113系統（磯子車庫行）

2番出入口前

横浜市営バス：79系統（日本大通り駅県庁前・港町行）、113・327系統（桜木町駅行）、199系統（南区総合庁舎・関内駅北口循環）
神奈川中央交通：戸03・東06系統（県庁入口行）、船20系統（桜木町駅行）、横43・横44・港61系統（横浜駅東口行）、戸45系統（桜木町駅行）

3番出入口前

横浜市営バス：79・199系統（平和台折返場行）
神奈川中央交通：船20系統（大船駅行）、港61系統（港南台駅行）

吉野町三丁目交差点北側（北方向）

横浜市営バス：156系統（パシフィコ横浜・桜木町駅行）
神奈川中央交通：戸03・横43系統（戸塚駅東口行）、横44・戸45系統（戸塚駅東口行）

吉野町三丁目交差点北側（南方向）

横浜市営バス：156系統（滝頭行）

その他

横浜市交通局が発行する「みなとぶらりチケット」の適用区間は当駅までです。京浜急行電鉄の「横浜1DAYきっぷ」は、弘明寺から蒔田間はフリー区間ではないため、途中下車は横浜駅から当駅までと上大岡駅に限られます。

隣の駅

横浜市営地下鉄ブルーライン（1号線）
■快速：通過
■普通：蒔田駅 (B13) - 吉野町駅 (B14) - 阪東橋駅 (B15)

脚注

神奈川県県勢要覧

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

横浜市交通局 吉野町駅

もう一度検索