向島郵便局

向島郵便



向島郵便局(むこうじまゆうびんきょく)は、東京都墨田区にある郵便局です。この郵便局は、地域の郵便サービスを支える重要な拠点であり、民営化前は集配普通郵便局と分類されていました。以下では、この郵便局の歴史、取り扱うサービス、アクセス方法などについて詳述します。

概要



沿革


向島郵便局の誕生は1923年に遡ります。この年、東京府南葛飾郡寺島町にある寺島郵便局(二等郵便局)として開局しました。その後、1932年に「向島郵便局」に改称されますが、1945年に一時廃止され、取扱業務は本所郵便局に移管されました。

同年の9月には、向島区寺島六丁目に本所郵便局向島分室が設置されました。1968年には、郵便番号が導入され、墨田区は区内を横十間川を境に南北に分け、向島分室の担当地域は郵便番号131になりました。

1970年には、本所郵便局向島分室が廃止され、墨田区東向島二丁目に向島郵便局が新たに開局されました。1975年には風景入通信日付印の使用が始まり、その後1999年には外国通貨の両替や旅行小切手の取り扱いを開始。2007年には民営化に伴い、郵便事業向島支店に一部の業務を移管しました。

2012年には、日本郵便株式会社の設立に伴い、郵便事業向島支店が向島郵便局に統合されましたが、2016年ゆうゆう窓口の24時間営業が廃止されました。

取扱内容


向島郵便局では様々なサービスが提供されています。債権、投資信託生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険がん保険などの金融商品が扱われており、また郵便物、印紙、ゆうパック、内容証明なども取り扱っています。

さらに、貯金や為替、国際送金、外貨両替などの金融サービスも豊富に提供されており、地域住民にとって非常に便利な存在となっています。ゆうちょ銀行のATMも設置されているため、利用者は様々な取引が可能です。また、郵便局には集配業務もあり、墨田区内の一部地域を担っています。

周辺施設


向島郵便局の周辺には多くの施設があります。墨田区曳舟文化センターや東京都立墨田川高等学校が近くに位置し、地域に密接した存在として親しまれています。さらに、国道6号線が近くを通っており、アクセスも良好です。

アクセス方法


向島郵便局へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが便利です。東武伊勢崎線や亀戸線の曳舟駅、京成押上線の京成曳舟駅からは、それぞれ約300メートル(徒歩約4分)の距離にあります。また、都営バスを利用する場合は、墨田区曳舟文化センター前停留所で下車することができます。自動車を利用する場合は、首都高速6号向島線の向島出入り口から南東へ約700メートルの所に位置し、駐車場も3台分用意されています。

この郵便局は、地域のコミュニティの一部として、地元の人々の日常生活において重要な役割を果たしています。

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