土市駅

土市駅について

土市駅（どいちえき）は、新潟県十日町市新宮に所在する、東日本旅客鉄道（JR東日本）飯山線の駅です。この駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、越後川口方面に向かって右側にホームが位置しています。

歴史

1929年（昭和4年）9月1日： 飯山線が開業した際に、土市駅もその一駅として開業しました。
1944年（昭和19年）6月1日： 戦時下の国有化に伴い、運輸通信省（後の日本国有鉄道）飯山線の駅となりました。
1970年（昭和45年）12月21日： 貨物取扱が廃止され、旅客駅としての役割に特化していきます。
1982年（昭和57年）11月1日： 荷物扱いも廃止となり、駅員が配置されない無人駅となりました。同時に、駅業務は簡易委託化されました。
1987年（昭和62年）4月1日： 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅として新たにスタートしました。
1991年（平成3年）： 簡易委託が終了し、完全な無人駅となりました。
2000年（平成12年）12月： 現在の駅舎が完成し、駅の景観が一新されました。
2015年（平成27年）： 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ開催を機に、台湾の絵本作家である幾米（ジミー・リャオ）氏の作品『忘記親一下（邦題：幸せのきっぷ Kiss & Goodbye）』をモチーフとしたパブリックアート空間として生まれ変わりました。これにより、駅はアートスポットとしても注目されるようになりました。

駅構造

土市駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。以前は島式ホーム1面2線でしたが、現在は駅舎側の1線が廃止されています。駅舎は2000年（平成12年）12月に改築され、待合室としての機能のみを備えており、トイレは設置されていません。無人駅であるため、駅員は配置されていません。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

JA十日町 水沢支店： 地域農業を支えるJAの支店があります。
国道117号： 主要な国道が近くを通っており、交通の便が良い立地です。
土市郵便局： 地域の郵便業務を担う郵便局が近くにあります。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）飯山線における土市駅の隣の駅は以下の通りです。

越後水沢駅 - 土市駅 - 十日町駅

その他

土市駅は、長年地域住民に利用されてきた駅であり、2015年以降はアート作品が展示されることで、新たな魅力が加わりました。この駅は、鉄道の歴史と現代アートが融合した、ユニークな存在となっています。

関連情報

日本の[[鉄道駅一覧]]
外部リンク：JR東日本の駅情報（土市駅）は、公式ウェブサイトで詳細な情報を確認できます。

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