地雷を踏んだらサヨウナラ

『地雷を踏んだらサヨウナラ』は、報道写真家・一ノ瀬泰造の足跡を辿る書籍と、それを原作とした映画作品です。

書籍について

1978年、『地雷を踏んだらサヨウナラ-一ノ瀬泰造写真・書簡集』として書籍が出版されました。この書籍は、一ノ瀬泰造が生前に残した写真や手紙をまとめたもので、彼の視点を通して、戦場の現実や彼の内面世界を垣間見ることができます。後に1985年には講談社文庫として文庫化され、より多くの人々に読まれるようになりました。

映画について

1999年には、奥山和由が設立した「チーム・オクヤマ」の第1回作品として映画化されました。監督は五十嵐匠が務め、主演には浅野忠信が起用されました。映画は、書籍の内容をベースにしつつ、一ノ瀬泰造の人生をドラマチックに描いています。

あらすじ

映画は、一ノ瀬泰造が戦場カメラマンとして活動する姿を中心に、彼の人間関係や葛藤を描いています。特に、カンボジアでの活動に焦点を当て、戦場の過酷さや、そこで生きる人々の姿を映し出しています。

キャスト

一ノ瀬泰造：浅野忠信
チェット・セン・クロイ：ソン・ダラカチャン
ティム・ヒル：ロバート・スレイター
マダム：ペン・ファン
一ノ瀬清二：川津祐介
一ノ瀬信子：市毛良枝
一ノ瀬淑乃：羽田美智子
レ・ファン：ボ・ソンフン
一ノ瀬紀子：三輝みきこ
一ノ瀬久美子：山田咲耶
松山：矢島健一
チャンナ：ピンヨウ・ジェーンソンブーン
ソッタ：オーパ・ジェーンソンブーン
名取幸政
平尾仁

スタッフ

製作：チーム・オクヤマ
監督：五十嵐匠
プロデューサー：奥山和由
エグゼクティブ・プロデューサー：中村雅哉
アソシエイト・プロデューサー：大山幸英、桜井勉
原作：一ノ瀬泰造
dedicated to：一ノ瀬清二・信子・紀子・淑乃・久美子
脚本：丸内敏治、五十嵐匠
音楽：安川午朗
音響効果：東洋音響カモメ
タイトル：マリンポスト
助監督：兼重淳
プロダクションアシスタント：森井輝
現像：ソニーPCL
スタジオ：日活撮影所、東映東京撮影所
製作協力：グループ現代、武雄テレビ
配給：シネカノン

関連作品

『TAIZO〜戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の真実〜』：2003年に公開された、チーム・オクヤマ製作のドキュメンタリー映画。一ノ瀬泰造の生涯をより深く掘り下げています。

外部リンク

公式ホームページ
地雷を踏んだらサヨウナラ - allcinema
地雷を踏んだらサヨウナラ - KINENOTE
* 地雷を踏んだらサヨウナラ - IMDb（英語）

この作品は、一ノ瀬泰造の視点を通して、戦争の現実や人間の生き様を深く考えさせられる内容となっています。書籍と映画、両方を鑑賞することで、より深く作品の世界を理解できるでしょう。

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