坪井康晴

坪井康晴（つぼい やすはる）

プロフィール

坪井康晴は、1977年10月7日生まれ、静岡県浜松市出身の競艇選手です。登録番号は3959、身長165cm、血液型はO型。静岡支部所属の82期選手です。浜松城北工業高等学校を卒業後、競艇選手としてのキャリアをスタートさせました。

デビューから初優勝

1998年5月8日、地元浜名湖[[競艇場]]での一般競走でデビューし、3着で初レースを終えました。その後、2000年10月には徳山[[競艇場]]で初優勝を飾り、その才能を開花させました。この初優勝を皮切りに、坪井選手は数々のレースで勝利を重ねていきます。

2003年の飛躍

2003年は、坪井選手にとって飛躍の年となりました。一般戦で6回の優勝を果たし、同年11月にはびわこ[[競艇場]]での競艇王チャレンジカップでSG初出場を果たしました。さらに、12月の賞金王シリーズ戦でも準優勝するなど、年間110勝を挙げ、「平成15年最多勝利選手」として表彰されました。この年、坪井選手は一躍トップレーサーの仲間入りを果たしました。

G1・SGタイトル獲得

2005年には、津競艇場での第50回東海地区選手権でG1初優勝を達成。そして、2006年6月には、地元浜名湖[[競艇場]]での第16回グランドチャンピオン決定戦競走でSG初優勝という大きなタイトルを獲得しました。同年7月には、徳山[[競艇場]]での周年記念競走でもG1優勝を果たし、その実力を不動のものとしました。

珍しい記録と活躍

2007年8月には、大村[[競艇場]]でのG2競艇祭で優勝し、2005年に優勝したびわこ[[競艇場]]での秩父宮妃記念杯競走と合わせて、当時年に2回しか開催されなかったG2レースの両方を制覇するという珍しい記録を達成しました。その後も、数々のG1、G2レースで優勝を重ね、トップレーサーとして活躍を続けています。

主なタイトル

SG

第16回グランドチャンピオン決定戦（2006年・浜名湖[[競艇場]]）
第11回競艇王チャレンジカップ（2008年・浜名湖[[競艇場]]）
第51回総理大臣杯（2016年・平和島競艇場）

GI

第50回東海地区選手権（2005年・津競艇場）
徳山53周年（2006年・徳山[[競艇場]]）
常滑55周年（2008年・常滑[[競艇場]]）
若松57周年（2009年・若松競艇場）
モーターボート大賞（2009年・津競艇場）
福岡58周年（2011年・福岡[[競艇場]]）
福岡59周年（2012年・福岡[[競艇場]]）
江戸川59周年（2014年・江戸川[[競艇場]]）
宮島61周年（2015年・宮島[[競艇場]]）
三国64周年（2017年・三国[[競艇場]]）
住之江65周年 (2021年・住之江[[競艇場]])

GII

第49回秩父宮妃記念（2005年・びわこ[[競艇場]]）
第11回競艇祭（2007年・大村[[競艇場]]）

表彰

* 最多勝利選手（2003年・年間110勝）

人物・エピソード

坪井選手は、静岡支部の同期である横澤剛治選手、菊地孝平選手と共に「静岡（遠州）三羽ガラス」と呼ばれ、ファンから親しまれています。プライベートでも仲が良く、家族ぐるみで交流があるそうです。坪井選手によると、菊地選手は「面倒見が良く、行動派」、横澤選手は「ムードメーカー」とのことです。

競艇選手を志したきっかけは、母親が当時浜名湖[[競艇場]]で働いていたことと、高校の先輩である徳増秀樹選手が既に競艇選手として活躍していたことから興味を持ったそうです。また、坪井選手は4人のお子さんを持つ父親でもあります。

まとめ

坪井康晴選手は、その卓越した技術と類まれな勝負強さで数々のレースを制覇し、競艇界を代表するトップレーサーの一人です。今後も更なる活躍が期待される選手の一人でしょう。

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