城岡神社

城岡神社の由緒と歴史

城岡神社は、静岡県沼津市大手町に鎮座する神社です。その場所は、かつて沼津城の二の丸があった場所であり、その名残を今に伝えています。

創建の経緯

1824年（文政7年）6月21日、当時の沼津藩主であった水野忠成公が、沼津城二の丸に社殿を建立したのが始まりです。第11代将軍徳川家斉公より伏見稲荷の御神体を拝受し、城の守護神として祀りました。この地は、1868年（明治元年）から1872年（明治5年）まで、沼津兵学校（徳川家兵学校）が置かれていた場所でもあり、現在、境内に記念碑が建立されています。

神社の変遷

1874年（明治7年）には、元々あった稲荷神社に東照宮（東照大権現）が相殿されました。当時はそれぞれ「稲荷様」「権現様」と呼ばれていましたが、1903年（明治36年）6月に現在の「城岡神社」に改称され、社号が統一されました。1964年（昭和39年）には、出雲大社の御分霊（大国主命）も相殿され、より一層神聖な場所となっています。1991年（平成3年）11月には、「大手町 町制創立100周年」の記念事業として、社殿が新築され、境内が整備されました。

社務所と御朱印

神社の北東隣にある「大手町会館」内に社務所が置かれており、城岡神社の御朱印の他、沼津城とその前身である三枚橋城の御城印もそこで入手できます。

祭神

城岡神社では、以下の三柱の神様が祀られています。

宇迦之御魂神（稲荷神）
東照大権現（徳川家康公）
大国主命（出雲大社祭神）

境内

境内には、以下の施設があります。

社殿
(大手町会館 (社務所))
手水舎
狛犬（南方正面）
狛狐（北西裏側）
鳥居（南方正面・北西裏側）
沼津兵学校記念碑
* 沼津兵学校址 石碑

祭事

例大祭は、毎年5月の最終土曜日と日曜日に執り行われます。

アクセス

JR沼津駅南口から南へ徒歩1分と、非常にアクセスしやすい場所にあります。

まとめ

城岡神社は、歴史的な背景を持つ神社であり、地域の人々に愛されています。沼津を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

外部リンク

城岡神社 - 大手町会館（社務所）

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