埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線

埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線

埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線は、さいたま市浦和区のJR北浦和駅西口付近から、比企郡滑川町にある武蔵丘陵森林公園までを結ぶ、全長約45.6kmの自転車歩行者専用道路です。この路線は、埼玉県が管理する県道の一つで、サイクリストや歩行者にとって、安全で快適な移動空間を提供しています。

概要

起点の北浦和駅から羽根倉橋までは、国道463号（浦和所沢バイパス）に沿って整備された歩道（自転車歩行者道）区間です。この区間は街路樹が並ぶ比較的狭い道幅で、自転車は徐行が推奨されています。羽根倉橋を過ぎると、国道463号から分かれ、荒川沿いを上流へと向かう独立した自転車歩行者専用道路となります。

この区間は一般的に「荒川自転車道」または「荒川サイクリングロード」として知られ、多くのサイクリストに利用されています。荒川の美しい自然景観を楽しみながら、快適なサイクリングを満喫できます。ただし、荒川沿いの緊急用河川敷道路をサイクリングロードとして利用する人もいますが、これらは正式なサイクリングロードとしては位置づけられていません。笹目橋より下流側では、荒川下流河川事務所によって、自転車の走行速度に関する注意喚起がなされています。

上江橋からは荒川の右岸側を走行しますが、対岸（左岸側）には県央ふれあいんぐロードが並行しています。川越市下老袋の入間大橋では、狭山市方面へ向かう入間川自転車道と分岐します。さらに、川島町松永では、埼玉県こども動物自然公園へと続く比企自転車道が分岐しています。

大芦橋から終点までは、埼玉県道307号福田鴻巣線の歩道が自転車歩行者道として整備された区間を通行します。東平北交差点付近には、自転車歩行者道の未整備区間が存在し、路側帯を通行する必要がある箇所があります。

通過する自治体

埼玉県
さいたま市（浦和区、中央区、桜区、西区）
川越市
比企郡
川島町
吉見町
滑川町
熊谷市
東松山市

周辺施設

北浦和公園
鳥羽井沼

関連道路

埼玉県道157号川越狭山自転車道線（入間川自転車道）
埼玉県道158号川島こども動物自然公園自転車道線（比企自転車道）
埼玉県道76号鴻巣川島線 - 吉見町丸貫-今泉間、荒川堤防上で並行
埼玉県道345号小八林久保田下青鳥線 - 熊谷市小八林地内、荒川堤防上で並行
埼玉県道307号福田鴻巣線 - 平行する道路

外部リンク

県内のサイクリングロード - 埼玉県道路環境課
大規模自転車道路調査隊『荒川自転車道（一般県道さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線）』 - サイスポWeb

埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線は、都市部から自然豊かな地域を結ぶ、サイクリストにとって魅力的なルートです。安全に配慮し、快適なサイクリングをお楽しみください。

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