堺出入口

堺出入口



概要



阪神高速道路15号堺線上に位置する出入口の一つです。大阪府堺市堺区に所在します。この出入口は、大阪市内の1号環状線および17号西大阪線方面とのみ接続する、いわゆるハーフインターチェンジであり、和歌山・泉大津方面からは利用することができません。出入口番号は環状線方面からの流出が「15-07」、第二阪和国道への接続部分が「15-08」となっています。

環状線方面から走行し、堺出入口(15-07出口)で流出せず本線を直進すると、そのまま国道26号(通称:第二阪和国道)に接続する構造(15-08)となっています。これは、阪神高速から直接、和歌山・泉大津方面へ向かう車両の流れを考慮した設計です。

出入口に併設して、大阪市内方面に向かう車両を対象とした堺本線料金所が設置されています。

施設詳細



料金所



本線料金所(堺本線TB)

大阪市内方面のりばに設置されています。ブース数は合計5つです。内訳はETC専用ブースが3つ、一般ブースが2つです。ただし、交通状況や取締りなどの理由により、ETC/一般混合ブースとして運用される時間帯もあります。

接続する道路



堺出入口は、以下の一般道路と接続しています。

フェニックス通り: 国道26号(大浜・浜口方面)、国道310号大阪府道2号大阪中央環状線(重複)に接続します。堺市街地中心部へのアクセスに利用されます。
第二阪和国道: 国道26号の和歌山・泉大津方面へ直結します。これは、阪神高速15号堺線の本線(15-08)が直接接続する形態です。
大小路筋: 出口(環状線方面からの流出)のみが接続しています。堺市街地を東西に貫く主要な通りの一つです。

乗り継ぎ制度



堺出入口を利用する際、阪神高速4号湾岸線大浜出入口との間で乗り継ぎ制度が適用されます。これは、一度高速道路を降りて一般道を経由しても、所定の時間内に再度指定された出入口から高速道路に乗り継ぐ場合に、料金が継続して計算される(追加料金が発生しない)制度です。

対象IC: 堺出入口(15-07出口)と4号湾岸線大浜出入口(北行出口および南行入口)。
手続き:
ETC: ETC無線通信により自動で処理されるため、特別な手続きは不要です。
ETC: 堺出入口(15-07出口)で係員から乗継券を受け取る必要があります。この乗継券を、乗り継ぎ先の4号湾岸線大浜出入口(南行入口)で提出することで制度が適用されます。

周辺情報



堺出入口周辺には、堺市の主要な施設や歴史的な名所が点在しています。

田出井山古墳: 反正天皇陵とされています。
南海高野線堺東駅: 堺市の中心駅の一つで、市役所なども近くにあります。
髙島屋堺店: 堺東駅前にある百貨店です。
堺市役所: 堺市の行政の中心です。
堺区役所: 堺区の行政サービス拠点です。
大阪府警察堺警察署: 地域の治安維持を担います。
堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺): 文化・芸術活動の拠点施設です。
大仙陵古墳: 仁徳天皇陵として広く知られ、世界遺産にも登録されています。

隣接する出入口



阪神高速15号堺線における堺出入口の前後の出入口は以下の通りです。

(15-05) 玉出出入口
(15-06) 住之江出入口
(15-07, 15-08) 堺出入口

関連項目



日本のインターチェンジ一覧
大阪市内の筋・通一覧
* 阪神高速道路株式会社(関連事業者)

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