壱岐市立郷ノ浦幼稚園

壱岐市立郷ノ浦幼稚園

壱岐市立郷ノ浦幼稚園は、長崎県壱岐市にある公立幼稚園です。その歴史は古く、1925年（大正14年）に長崎県下で5番目、壱岐島では初の公立幼稚園として「武生水町立武生水幼稚園」が開園したことに始まります。この幼稚園は、地域の子どもたちの健やかな成長を長年にわたり見守り続けてきました。

歴史

開園当初は「武生水町立武生水幼稚園」という名称でしたが、その後の町村合併や制度改革を経て、現在の「壱岐市立郷ノ浦幼稚園」となりました。創立85周年を迎えた2010年には、その長い歴史を改めて振り返り、地域への貢献を再確認しました。

変遷

• - 1925年（大正14年）: 盈科尋常高等小学校に併設される形で「武生水町立武生水幼稚園」が開園。壱岐島初の公立幼稚園でした。
• - 1942年（昭和17年）: 大里仮園舎へ移転。
• - 1946年（昭和21年）: 片原の旧兵舎へ移転。
• - 1950年（昭和25年）: 現在地へと移転。
• - 1955年（昭和30年）: 町村合併により「郷ノ浦町立郷ノ浦幼稚園」に改称。
• - 1975年（昭和50年）: 専任園長制度を導入。
• - 1978年（昭和53年）: 新園舎が完成。
• - 1997年（平成9年）: 3年保育を開始。
• - 2004年（平成16年）: 市町村合併に伴い「壱岐市立郷ノ浦幼稚園」に改称し、現在に至ります。

園章

園章は、郷ノ浦（Gonoura）の頭文字である「G」の中に「幼」の文字を配置したデザインです。このデザインは、幼稚園が地域に根ざし、子どもたちを育むという理念を表しています。

アクセス

バス

• - 壱岐交通「郷ノ浦庁舎前」バス停下車すぐ。
• - 郷ノ浦港からは、「本町」バス停から「芦辺」「印通寺」「勝本」行きバスに乗り換え。
• - 「新道」バス停下車後、上り坂を徒歩5～10分。
• - 芦辺漁港方面からは、「郷ノ浦行き（直行）」バスを利用。
• - 印通寺港方面からは、「郷ノ浦行き」バスを利用。
• - 壱岐空港方面からも「郷ノ浦行き」バスが利用できます。

周辺情報

幼稚園の周辺には、多くの学校や公共施設があります。これらの施設は、地域社会の重要な拠点となっています。

学校・文化施設

• - 壱岐市立盈科小学校
• - 壱岐市立郷ノ浦中学校（旧壱岐市立武生水中学校）
• - 長崎県立壱岐高等学校
• - 旧壱岐高等家政学院
• - 壱岐市立郷ノ浦図書館

官公署

• - 壱岐市役所本庁（郷ノ浦庁舎、旧郷ノ浦町役場）
• - 壱岐振興局（旧壱岐支庁、壱岐地方局） - 壱岐保健所
• - 壱岐警察署
• - 長崎地方法務局壱岐支局
• - 長崎地方裁判所壱岐支部・長崎家庭裁判所壱岐支部・壱岐簡易裁判所

金融機関・郵便局

• - 十八親和銀行壱岐支店
• - 郷ノ浦郵便局

病院

• - 赤木病院
• - 壱岐公立病院（現在は閉鎖、「壱岐市民病院」として志原地区に移転）

その他

• - 壱岐日報社
• - 壱岐市ケーブルテレビ
• - 亀丘城跡

参考資料

• - 「郷ノ浦町史」（1998年（平成10年）6月発行）
• - 壱岐の歴史情報 1900年代 - 壱岐市立一支国博物館ウェブサイト

関連項目

• - 長崎県幼稚園一覧

この幼稚園は、地域社会と共に歩み、未来を担う子どもたちの成長を支え続けています。

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