夕暮れから…ひとり

岩崎宏美のアルバム『夕暮れから...ひとり』の魅力



『夕暮れから...ひとり』は、1982年7月5日に発表された岩崎宏美の11枚目のオリジナルアルバムです。この作品はビクター音楽産業から発売され、彼女の音楽キャリアの中で特に重要な一枚となっています。

アルバムの背景と特色


本アルバムは、当時のオリコン年間シングルチャートで第3位を獲得した「聖母たちのララバイ」のテレビバージョンを含む楽曲が収録されています。この曲は、岩崎にとって最大のヒットを誇る楽曲であり、多くのファンに愛されてきました。

ジャケット写真には、彼女の横顔が印刷されていますが、この写真の背景には少し特殊な事情があります。撮影の直前に行ったコンサートで、目に紙テープが当たってしまい、目が充血してしまったため、その影響が目立たないよう配慮されて撮影されたのです。

復刻と新たな収録曲


2007年には紙ジャケットで初めてのCD化が行われ、当時未収録だった26thシングルれんげ草の恋」やそのB面曲「悲しみのほとり」、さらに27thシングル「檸檬」のB面曲「影絵(シルエット)」、そして「聖母たちのララバイ」のシングルバージョンも収録されました。これにより、ファンにとってはより魅力的なアルバムに進化しました。

収録曲一覧


アルバムには多彩な楽曲が収められています。以下がその収録曲です。

  • - 檸檬
- 作詞: 松本隆
- 作曲: 鈴木キサブロー
- 編曲: 萩田光雄

  • - 飛ばして、TAXI
- 作詞: 康珍化
- 作曲: 亀井登志夫
- 編曲: 大村雅朗

  • - 恋は戦争
- 作詞: 康珍化
- 作曲: 亀井登志夫
- 編曲: 大村雅朗

  • - 夜明けのない朝
- 作詞・作曲: 伊藤薫
- 編曲: 清水信之

  • - Single man
- 作詞: 大津あきら
- 作曲: 鈴木キサブロー
- 編曲: 大村憲司

  • - China reef
- 作詞・作曲: 伊藤薫
- 編曲: 清水信之

  • - エトランゼ
- 作詞: 有川正沙子
- 作曲・編曲: 林哲司

  • - 52階のオフ・ステージ
- 作詞: 大津あきら
- 作曲: 鈴木キサブロー
- 編曲: 大村雅朗

  • - ハートブレイク・トワイライト
- 作詞: 大津あきら
- 作曲: 鈴木キサブロー
- 編曲: 大村憲司

- 作詞: 山川啓介
- 作曲: 木森敏之・John Scott
- 編曲: 木森敏之

ボーナストラックの魅力


また、2007年盤にはボーナストラックとして以下の楽曲も追加されました。

- 作詞: 竜真知子
- 作曲: 水谷公生
- 編曲: 萩田光雄

  • - 悲しみのほとり
- 作詞: 喜多条忠
- 作曲: 坂田晃一
- 編曲: 萩田光雄

  • - 影絵(シルエット)
- 作詞: 松本隆
- 作曲: 鈴木キサブロー
- 編曲: 萩田光雄

- 作詞: 山川啓介
- 作曲: 木森敏之・John Scott
- 編曲: 木森敏之

  • - 赤い糸
- 作詞: 山﨑光
- 作曲: あすなろ
- 編曲: 萩田光雄

まとめ


『夕暮れから...ひとり』は、岩崎宏美の音楽の魅力や彼女の成長を示す大切なアルバムです。豊かなメロディーと深いリリックが織り交ぜられた楽曲群は、聴く人に感動を与え、一度聴いたら忘れられない印象を残します。音楽ファンにとっては、必見の作品と言えるでしょう。

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