大木凡人

大木凡人 - 日本のタレント

大木凡人（おおき ぼんど、本名：後藤清登）は、日本の著名な司会者、タレント、レポーターであり、愛媛県八幡浜市で1945年に生まれました。彼の愛称「凡ちゃん」は、007シリーズのジェームズ・ボンドから名付けられたもので、彼自身のユニークなキャラクターとして知られています。身長は180cmで、アミー・パークという事務所に所属し、日本司会芸能協会の名誉会長にも就任。さらに、坂本龍馬の龍悠会の会長という肩書も持っています。

来歴

大木のキャリアは、意外にもピアノとエレクトーンの販売営業から始まりました。ヤマハ心斎橋店で働いていた彼は、その後キャバレーのアルバイトを経験し、そこで偶然ショーの司会者が倒れる事態に直面します。その代役を務めた際に、司会者としての才能が開花し、その後上京しました。彼は昼間、東宝の芸能学校と東映の演技研修所で芝居や歌、ダンスを学ぶ一方で、夜は銀座や赤坂のクラブで司会をこなしました。 これがきっかけとなり、TBSのスタッフから声をかけられ、ラジオやテレビのレギュラー番組に出演することとなります。1982年に放送された「街かどテレビ11:00」でサブ司会を務め、その独特の才能によって全国的に名が知れ渡るようになりました。

人物像

大木のトレードマークとなっているのが、彼がかけるレンズの入っていない伊達眼鏡です。彼のプライベートにも興味深い側面があり、元プロ野球選手の古田敦也は従弟です。実は、大木の母と古田の父は姉弟でともに愛媛県松山市からの出身です。また、テレビで見せるコミカルなスタイルとは裏腹に、彼は太気拳や琉球空手、グレイシー柔術などの格闘技にも精通し、アマチュアの試合に出場した経験もあるなど、幅広い趣味を持っています。

さらに、大木は自らのヘアスタイルをカットし、セットするというこだわりを持ち、自身で取り扱うハサミの腕も確かです。デビュー時には軽いパーマをかけていましたが、今ではその個性的な髪型が彼のアイコンとなっています。

2015年には、胸の痛みを訴え救急車を呼ぶ事態に見舞われ、大動脈解離と心房細動の診断を受け、緊急手術を受けました。この出来事をきっかけに、自らの年齢を実際よりも若く言っていた事を公表し、当時69歳であることを明かしました。これは、14歳年下の妻との結婚を考慮してのことだったとのことです。

主な出演番組

大木凡人は、数多くのテレビ番組に出演してきました。

レギュラー番組（全て終了済み）

• - 街かどテレビ11:00
• - あの人は今!?
• - 痛快なりゆき番組 風雲!たけし城
• - スーパーワイド
• - 目撃!ドキュン
• - 情報もぎたてサラダ
• - わいわいティータイム
• - 年中夢中コンビニ宴ス
• - 朝は楽しく!
• - 歌え!昭和のベストテン（2016年10月8日 - 、BS日テレ）
• - ひるキュン!

ラジオ番組

• - ハリキリサタデー（TBSラジオ）
• - 演歌にっぽん〜凡人の歌謡人生〜（JFN）

テレビドラマ

• - 踊る大捜査線（フジテレビ） – 第9話。TVレポーター役
• - トリック（テレビ朝日） – 第8話
• - 衝撃ゴウライガン!!（テレビ東京） – 第4話

映画

• - トリック劇場版（2002年）
• - デコトラの鷲 其の五（2008年）
• - 風が通り抜ける道（2023年、沖縄県後援）

CMとレコード

大木はまた、CMやレコードの制作にも携わっており、TBS『街かどテレビ11:00』のフラワーキャンペーンソング「花いっぱい音頭」などもリリースしています。

まとめ

大木凡人は、その多才な才能と独特なキャラクターで日本のエンターテインメント界に名を残しています。彼の魅力的なストーリーは、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

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