大炊御門宗実

大炊御門宗実（おおいのみかど むねざね）は、南北朝時代から室町時代前期にかけて活躍した公卿であり、大炊御門家11代当主です。父は内大臣を務めた大炊御門冬信。

経歴

延文3年/正平13年（1358年）に従三位に叙せられ、公卿としての道を歩み始めます。その後、越後権守を経て権中納言に任じられました。貞治2年/正平18年（1363年）には権大納言に昇進し、公務に邁進します。康応元年/元中7年（1389年）には近衛大将に任じられ、武官としても活躍しました。

応永9年（1402年）に出家し、世俗を離れます。応永11年（1404年）5月5日に薨去。享年62歳でした。

宗実は公卿として朝廷に仕え、大炊御門家の家名を高めました。彼の足跡は、南北朝時代から室町時代前期にかけての政治史を語る上で重要な意味を持っています。

官位
正二位
権大納言

宗実は、激動の時代を生きた公卿として、その生涯を公務に捧げました。彼の功績は、後世にまで語り継がれています。

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