大王戦

大王戦 (韓国の囲碁棋戦)

大王戦は、1983年から1997年まで韓国で開催されていた囲碁の棋戦です。大邱毎日新聞が主催していました。

概要

大王戦は、全15期にわたって行われ、その中で曺薫鉉、劉昌赫、李昌鎬という3人の傑出した棋士が優勝を飾っています。特に初期の4年間は、曺薫鉉と徐能旭の間で激しい戦いが繰り広げられました。

方式

棋戦の方式は、まずトーナメント戦を行い、その優勝者が前年の大王位保持者に対して挑戦するという形で行われました。挑戦手合は五番勝負で行われ、先に3勝した棋士が勝利となります。第1期のみ、決勝戦が五番勝負として行われました。

歴代優勝者

以下に、歴代の優勝者と決勝戦の結果を示します（左側が優勝者です）。

1983年: 曺薫鉉 3-1 徐能旭
1984年: 曺薫鉉 3-1 徐能旭
1985年: 曺薫鉉 3-1 徐能旭
1986年: 曺薫鉉 3-1 徐能旭
1987年: 曺薫鉉 3-0 徐奉洙
1988年: 劉昌赫 3-1 曺薫鉉
1989年: 曺薫鉉 3-0 劉昌赫
1990年: 李昌鎬 3-1 曺薫鉉
1991年: 李昌鎬 3-0 劉昌赫
1992年: 李昌鎬 3-1 徐奉洙
1993年: 曺薫鉉 3-0 李昌鎬
1994年: 李昌鎬 3-1 曺薫鉉
1995年: 李昌鎬 3-0 曺薫鉉
1996年: 李昌鎬 3-0 李聖宰
* 1997年: 李昌鎬 3-1 曺薫鉉

主要棋士

大王戦では、数々の著名な棋士が活躍しました。特に、曺薫鉉、劉昌赫、李昌鎬の3名は、複数回にわたり優勝を果たし、その実力を示しました。

まとめ

大王戦は、韓国囲碁界において重要な棋戦の一つであり、数々の名勝負が繰り広げられました。15年の歴史の中で、多くの棋士がその名を刻み、囲碁ファンに記憶されています。

囲碁データベース「大王戦」 - ウェイバックマシン（2016年3月6日アーカイブ分）

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