大隅南部県立自然公園

大隅南部県立自然公園

大隅南部県立自然公園は、鹿児島県肝属郡肝付町から錦江町、南大隅町にまたがる広大な県立公園です。太平洋に面した海岸線と、雄川や花瀬川の流域に広がり、変化に富んだ自然景観が魅力です。

公園概要

指定年月日: 1977年（昭和52年）6月1日
面積: 1,315ヘクタール

主な見どころ

雄川の滝

雄川上流にある落差46メートル、幅60メートルの雄大な滝です。滝つぼは日の光を浴びてエメラルドグリーンに輝き、訪れる人々を魅了します。滝の周辺は自然が豊かで、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

辺塚海岸

太平洋に面した海岸線は、変化に富んだ地形が特徴です。奇岩や断崖が連なり、雄大な海の景色を堪能できます。海岸沿いを散策すれば、自然の力強さを肌で感じることができるでしょう。

花瀬公園

花瀬川沿いにある公園で、美しい渓流や森林が広がっています。特に花瀬大橋近辺は、溶結凝灰岩が広範囲にわたって続く奇観が見られます。江戸時代には、島津光久、島津重年、島津斉彬といった藩主も訪れた場所であり、歴史的にも重要な場所です。

火崎灯台

海岸線にそびえ立つ灯台です。美しい景観はもちろん、歴史を感じさせる外観も魅力です。

関係自治体

肝付町
錦江町
南大隅町

アクセス

各見どころへは、それぞれの場所に駐車場があります。公共交通機関を利用する場合は、最寄りのバス停から徒歩でアクセスできます。

注意事項

自然公園内では、動植物の保護にご協力ください。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
遊歩道以外への立ち入りはご遠慮ください。

大隅南部県立自然公園は、豊かな自然と歴史が調和した魅力的な場所です。ぜひ一度訪れて、その美しさを体感してください。

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