大麻駅

大麻駅 (おおあさえき) 徹底ガイド：歴史、構造、周辺情報

大麻駅は、北海道江別市大麻中町に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅です。駅番号はA06。周辺には住宅地や文教施設が広がっており、多くの人に利用されています。この記事では、大麻駅の歴史、駅構造、そして駅周辺の施設について詳しく解説します。

大麻駅の歴史

大麻駅は、地域住民の熱心な誘致活動によって誕生しました。以下にその主な出来事をまとめます。

1962年: 大麻駅設置促進期成会が江別市議会に陳情書を提出。住民や酪農学園生の利用を見込み、新駅設置を求めました。
1963年: 江別市議会が大麻への本駅設置方針を採択。
1964年: 北海道知事が札幌鉄道管理局に新駅設置の陳情書を提出。道と江別市が新駅誘致運動を展開しました。
1965年: 札幌鉄道管理局が建設条件を示し、北海道がこれを受け入れました。
1966年: 札幌鉄道管理局が新駅構想を決定。同年12月15日に日本国有鉄道の駅として開業しました。
1968年: 函館本線小樽—滝川間が電化。
1987年: 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となりました。南口が開業し、レストラン「パル・アーク」が併設されました。
1989年: ベーカリー「リトルマーメイド」が開店。
1998年: 北口と南口に自動改札機が設置されました。
1999年: コンビニとパン屋が一体となった店舗が開業。
2001年: バリアフリー化工事が完成。
2003年: 北海道ジェイ・アール・サービスネットによる業務委託駅となりました。
2005年: 駅ナカBANK（北洋銀行ATM）が設置。
2007年: 北海道キヨスクによる新業態1号店「コンビニキヨスク大麻店」が開店。
2008年: ICカードKitacaが使用開始。
2009年: 大麻駅南口改修工事が完成。
2010年: 「自由人舎 時館」跡地に複合型賃貸マンションが完成。コンビニキヨスクがセブン-イレブンに転換。
2016年: セブン-イレブン北海道ST大麻店が閉店。
2017年: 駅舎の耐震化工事を実施。
2022年: 話せる券売機を設置。

駅構造

大麻駅は、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。ホーム間は跨線橋で接続されており、野幌方面にはエスカレーターも設置されています。駅には、みどりの窓口、自動券売機、話せる券売機、自動改札機が設置されています。また、駅の南北を結ぶ自由通路も併設されており、地域住民の往来を支えています。

のりば

大麻駅周辺

大麻駅周辺は、住宅地と文教地区が広がるエリアです。駅の北口側には「大麻団地」があり、駅前には公共施設や商業施設が集積しています。南口側は国道12号が通り、マンションや教育機関が点在しています。

主要な施設

ラルズストア大麻駅前店
北洋銀行 野幌中央支店 大麻出張所
道央農業協同組合（JA道央）大麻支店
江別市民文化ホール（えぽあホール）・江別市大麻公民館
北海道銀行 大麻支店
江別市役所大麻出張所
江別市大麻体育館
江別警察署大麻交番
江別大麻郵便局
北海道立文書館
北翔大学・北翔大学短期大学部
札幌学院大学
酪農学園大学
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
北海道立埋蔵文化財センター
北海道立総合研究機構産業技術研究本部食品加工研究センター
北海道立教育研究所
北海道立図書館

バス停留所

北口：ジェイ・アール北海道バス、北海道中央バス
南口：ジェイ・アール北海道バス、夕鉄バス

隣の駅

* 北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線：森林公園駅 (A05) - 大麻駅 (A06) - 野幌駅 (A07)

大麻駅は、地域住民にとって欠かせない交通拠点であるとともに、周辺の文教施設へのアクセスポイントとしても重要な役割を果たしています。駅の歴史を知り、周辺施設を利用することで、より深く大麻の魅力を感じることができるでしょう。

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