安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」

安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」

『安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」』は、日本のロックバンドである安全地帯が提供するライブ映像作品であり、同名のライブ・アルバムも同時にリリースされています。2020年7月29日に発売されたこの作品は、前作から約8ヶ月後にあたるもので、ファンにとって待望の内容となっています。

30年ぶりのスタジアムライブ

今回の公演は、バンドにとって1986年以降、約30年ぶりとなるスタジアムライブです。特に、甲子園球場での公演は初めての試みでした。安全地帯の音楽と甲子園球場の雰囲気が融合した特別な瞬間は、観客にとって忘れられないものとなったことでしょう。さらに、今回のライブにはバンドのドラマーである田中裕二が、不運にも脳内出血により参加できないというアクシデントがありました。彼は、復帰を目指して療養を続けましたが、結果としてメンバー4人で公演を行うことが決まりました。このような状況の中でも、全員が一丸となり素晴らしいパフォーマンスを届けることとなりました。

ライブの収録曲

ライブ映像には、以下のような数々の名曲が収められています。

• - Endless (プロローグ)
• - We're alive
• - 情熱
• - 銀色のピストル
• - 1991年からの警告
• - Lonely Far
• - 熱視線
• - 好きさ
• - プラトニック>DANCE
• - 遠くへ
• - 恋の予感
• - 碧い瞳のエリス
• - Friend
• - 夕暮れ (instrumental)
• - 夢のつづき
• - あなたに
• - ワインレッドの心
• - 蒼いバラ
• - 真夜中すぎの恋
• - じれったい
• - メンバー紹介
• - 悲しみにさよなら
• - ひとりぼっちのエール
• - アンコール
• - I Love Youからはじめよう
• - あの頃へ
• - Endless (エンドロール)

これらの楽曲は、当日のライブの臨場感を引き立てています。

バンドの想い

ボーカルの玉置浩二は「甲子園でライブをやったことは本当に良かった」と振り返り、スタッフやファンへの感謝の意を表しました。田中が倒れたことによる悩みもあったが、最終的に公演をやり遂げる決意を固めたことが、この作品のクオリティを一層高める要因となったと述べています。セッションの感動とエネルギーが、CDやLPの音源にも表現されており、彼自身もその仕上がりを楽しみにしているとのこと。

まとめ

『安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」』は、ファンにとっても特別な意味を持つ作品です。30年ぶりのスタジアムライブが持つ感動や、メンバーたちの絆が音楽に乗せられ、多くの人々に喜びを与えることでしょう。映像と音楽が精緻に仕上げられたこの作品は、ファンのみならず広く音楽ファンに愛されることを期待しています。

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