宮古島
警察署は、
沖縄県警察の管轄下にあり、
宮古列島全体の治安維持を担う重要な機関です。庁舎は
宮古島市平良字西里に位置し、
宮古島市と
宮古郡多良間村を管轄区域としています。
歴史
宮古島
警察署は、その歴史の中で何度か名称と所在地を変更してきました。
1879年(明治12年)に
沖縄県警察本署宮古島分署として発足し、その後
1886年(明治19年)には宮古島
警察署となりました。
1941年(昭和16年)には宮古
警察署と改称しましたが、
2005年(平成17年)に
宮古島市が誕生したことに伴い、現在の宮古島
警察署という名称になりました。なお、旧名称と同名の宮古
警察署は
岩手県宮古市に存在します。
庁舎は、かつては旧
平良市の中心部に位置していましたが、
2000年(平成12年)に現在地に移転し、新庁舎が落成しました。この移転により、より広い範囲を管轄できるようになりました。
2016年(平成28年)には、平良地域における交番と駐在所の再編が行われ、西交番、東交番、西原駐在所が統合され、平良交番が新たに開所しました。また、
2019年(平成31年)には福嶺駐在所が福里駐在所に統合され、城辺東駐在所と名称が変更されました。これらの再編は、地域の実情に合わせた警察活動を行うためのものです。
管轄区域と組織
宮古島
警察署は、
宮古島市全域と
宮古郡多良間村を管轄しています。この広大な地域をカバーするため、複数の交番、派出所、駐在所が配置されています。
交番
平良交番(
宮古島市平良字西里)
伊良部交番(
宮古島市伊良部字前里添)
派出所
宮古空港警備派出所(
宮古島市平良字下里)
下地島空港警備派出所(
宮古島市伊良部佐和田)
駐在所
狩俣駐在所(
宮古島市平良字狩俣)
下地駐在所(
宮古島市下地字上地)
高田駐在所(
宮古島市上野字新里)
長間駐在所(
宮古島市城辺字長間)
砂川駐在所(
宮古島市城辺字砂川)
城辺東駐在所(
宮古島市城辺字福里)
仲地駐在所(
宮古島市伊良部字伊良部)
多良間駐在所(
宮古郡多良間村字塩川)
これらの施設は、地域住民の安全と安心を確保するために、日常的なパトロールや事件・事故への対応を行っています。
周辺施設
宮古島
警察署の周辺には、以下のような施設があります。
宮古空港
沖縄県宮古事務所
*
宮古島市消防本部
これらの施設は、地域の行政やインフラを支える上で重要な役割を果たしています。
警備艇
宮古島
警察署は、管轄区域内の海域の警備活動を行うため、「みやこ」という警備艇を保有しています。この警備艇は、海上での事件や事故に対応し、海の安全を守る役割を担っています。
関連情報
宮古島
警察署に関連する情報として、「
宮古島まもる君」が挙げられます。これは、宮古島
警察署が地域安全のために設置した警察官を模した人形です。宮古島の各地に設置されており、その存在は地域のシンボルとなっています。
詳細な情報については、宮古島
警察署の公式ウェブサイトや関連機関のウェブサイトをご覧ください。
宮古島警察署
宮古島
警察署は、
宮古列島の安全を守るために、日々活動を続けています。