家地川駅

家地川駅について

家地川駅（いえぢがわえき）は、高知県高岡郡四万十町家地川に所在する、四国旅客鉄道（JR四国）予土線の駅です。駅番号はG28で、予土線の中でもっとも標高の高い場所に位置しています。標高は185.5mあり、JR四国管轄の駅としては最南端に位置しています。

歴史

家地川駅は、1974年（昭和49年）3月1日に日本国有鉄道の駅として開業しました。開業当初から駅員は配置されておらず、無人駅として運営されています。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道（JR四国）に承継され、現在に至ります。

駅構造

駅の構造は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。駅舎はなく、ホーム上に待合所が設置されています。外部から駅へは、短い階段を上ってアクセスする形になります。駅員は配置されておらず、無人駅として運用されています。

利用状況

家地川駅は、周辺住民の生活を支える駅として利用されています。具体的な利用者数に関する公式なデータは公開されていません。

駅周辺

駅の北側には田畑が広がり、民家が点在しています。駅のすぐ北には森林があり、その中には神社が鎮座しています。また、北に進むと「集落活動センターけやき」があります。この施設は、2011年3月に廃校となった「四万十町立家地川小学校」を再活用したものです。

駅の西側には、取水堰（家地川ダム）があり、その近くには家地川公園があります。この公園は桜の名所として知られており、見頃の時期には「家地川桜まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。

主な周辺施設

河内神社
集落活動センターけやき
高知県道329号秋丸佐賀線
四万十交通「家地川駅前」停留所
家地川公園
四万十川
佐賀取水堰（家地川ダム）

その他

固有名詞「家地川」をかな表記する場合、通常は内閣告示「現代仮名遣い」の表記に従い「いえじがわ」と書くのが一般的です。しかし、当駅の駅名表記は「いえぢがわ」となっています。これは、現代仮名遣い表記の慣習による特例によるものです。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■予土線

若井駅 (G27) - （川奥信号場） - 家地川駅 (G28) - 打井川駅 (G29)

参考文献

川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、324-330頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

家地川駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道

もう一度検索