小天狗岳

小天狗岳（こてんぐだけ）

小天狗岳は、北海道札幌市南区定山渓に位置する標高764.7メートルの山です。その名前は、北西にそびえる定山渓天狗岳を小さくしたような岩山であることに由来すると考えられています。

位置とアクセス

小天狗岳は、定山渓ダムによって誕生したさっぽろ湖の西側に位置しています。登山道の入り口は、ダム資料館の奥にあります。登山道自体はダム建設以前から存在していましたが、当時はほとんど利用されていませんでした。ダム下流園地の完成により、気軽にアクセスできるようになりました。

登山道の状況

登山道には多くの階段が設置されていますが、木の板が腐食し、支えの鉄杭が露出している箇所があり、注意が必要です。足元に注意して登山をしてください。

地質

小天狗岳の山体は約500万年前に、周辺の地層を貫いた溶岩によって形成されました。山頂付近では、暗灰色の安山岩を確認することができます。

登山に関する注意点

登山道の一部に危険な箇所があるため、十分な注意が必要です。
滑りやすい箇所もあるため、適切な登山靴を着用してください。
天候が悪化する可能性があるため、事前に天気予報を確認してください。
熊などの野生動物に注意してください。

ギャラリー

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参考文献

『札幌地名考』さっぽろ文庫1
『札幌の山々』さっぽろ文庫48
前田寿嗣『歩こう！札幌の地形と地質』北海道新聞社、2007年5月10日。ISBN 978-4-89453-410-0。
梅沢俊、菅原靖彦『北海道夏山ガイド』（最新第4版）北海道新聞社、2015年9月10日。ISBN 978-4-89453-795-8。

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