小島静馬

小島静馬：激動の時代を生きた政治家の生涯

小島静馬（こじま しずま、1928年12月15日 - 2015年8月15日）は、日本の政治家として、昭和から平成にかけての激動の時代を生きました。彼の足跡は、早稲田大学での雄弁会活動から始まり、国政の舞台へと広がりました。

早稲田大学での研鑽と政治への志

小島静馬は、早稲田大学法学部を卒業。在学中は早稲田大学雄弁会に所属し、第7代幹事長を務めました。雄弁会での活動は、彼の弁舌とリーダーシップを磨き、政治家としての基礎を築いたと言えるでしょう。

国政への挑戦と苦難

1972年、小島は自由民主党から第33回衆議院議員総選挙に静岡2区から出馬しますが、落選。その後も1976年の第34回衆議院議員総選挙で初当選を果たすものの、1979年の第35回衆議院議員総選挙、1980年の第36回衆議院議員総選挙では落選が続きました。しかし、彼は諦めることなく、政治家としての道を模索し続けました。

参議院議員としての活躍

1983年、小島は第13回参議院議員通常選挙に静岡県選挙区から自由民主党公認で出馬し、見事初当選を果たします。参議院議員としては、参議院選挙制度に関する特別委員会理事、参議院商工委員会委員などを歴任し、国政に貢献しました。

1986年には、第3次中曽根内閣で通商産業政務次官に就任し、産業政策の一翼を担いました。

晩年とその後

1989年の第15回参議院議員通常選挙で落選し、政界を引退。その後は、政治評論家として活動したとも伝えられています。

小島静馬は、激動の時代の中で、常に国民の声に耳を傾け、日本の未来のために尽力した政治家でした。彼の功績は、後世に語り継がれることでしょう。

元秘書には、静岡県議会議員を務めた多家一彦がいます。

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