小野進也

小野進也：幅広い役柄で活躍するベテラン俳優

小野進也は、1948年9月23日生まれの日本の俳優です。東京都出身で、身長175cm。立教大学経済学部を中退後、芸能界入りを果たしました。いむらプロ、MC企画に所属し、数々の作品に出演しています。

芸能界入りの経緯と初期の活動

小野進也は、1965年、文学座付属演劇研究所第5期生として芸能界入りしました。本格的な俳優としてのキャリアは1966年、日本テレビのテレビドラマ『青春とはなんだ』でデビューしたことから始まります。その後、『ガッツジュン』（TBS）、『コートにかける青春』（フジテレビ）などの人気ドラマにレギュラー出演し、着実に経験を積んでいきました。

代表作『ワイルド7』と数々の挑戦

1972年、日本テレビで放送された人気アクションドラマ『ワイルド7』の主人公・飛葉大陸役に抜擢されます。この作品で小野進也は、数々のバイクスタントにも果敢に挑戦し、大きな注目を集めました。撮影中の事故で足の指3本を失うという大怪我を負ったにも関わらず、主役の座を全うするため、麻酔を打ちながら収録を続けたという逸話は、彼のプロ意識の高さを示すエピソードとして知られています。

多様な役柄と芸名変更

『ワイルド7』以降も、刑事ドラマや時代劇を中心に、アウトロー的な役柄から繊細な役柄まで幅広い役を演じました。NHK連続テレビ小説『わたしは海』ではヒロインの幼なじみ役を演じるなど、その演技力は高く評価されています。2004年からは小野聖心として活動していましたが、現在は再び本名である小野進也に戻って活躍しています。

俳優としてのキャリアと私生活

小野進也の特技はボクシングです。高校時代には歴史に興味を持ち、考古学の教師を目指していたという意外な一面も持ち合わせています。長年に渡る俳優生活の中で培ってきた経験と、多様な役柄への挑戦は、彼の幅広い演技力を物語っています。数多くのテレビドラマ、映画、舞台などに出演し、日本の映像界に多大な貢献をしてきました。

出演作品一覧（一部抜粋）

テレビドラマ

青春とはなんだ
特別機動捜査隊
七人の刑事
ガッツジュン
コートにかける青春
ワイルド7
太陽にほえろ!
Gメン'75
遠山の金さん
大都会シリーズ
暴れん坊将軍シリーズ
水戸黄門シリーズ
NHK連続テレビ小説『わたしは海』
その他多数

映画

非情学園ワル 教師狩り
地獄の天使 紅い爆音
犬神の悪霊
復讐するは我にあり
その他多数

舞台

真夜中のパーティ
お気に召すままお芝居を
その他多数

小野進也は、その確かな演技力と豊富な経験によって、これからも日本の俳優界を支え続ける存在となるでしょう。彼の今後の活躍に期待が高まります。

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