山口県道190号中ノ関港線

山口県道190号中ノ関港線

山口県道190号中ノ関港線（やまぐちけんどう190ごう なかのせきこうせん）は、山口県の防府市を通る一般県道です。この道路は、通称として知られ、防府市大字浜方の中関港から始まり、防府市大字大崎へと至ります。具体的な経路としては、中関港を起点とし、玉祖神社入口の交差点で国道2号と交わるところが終点となっています。

路線データ

• - 起点: 防府市大字浜方（中関港、山口県道58号防府環状線上であり、山口県道183号中ノ関港新田線の起点でもある）
• - 終点: 防府市大字大崎（玉祖神社入口交差点、国道2号交点）

歴史

この道路は、1958年10月1日に山口県告示第644号の2に基づき、正式に認定されました。その後、1972年に県道番号の再編が行われ、現在の路線番号が与えられました。さらに、2013年8月9日には、山口県告示第319号により終点が延伸され、植松交差点から佐野交差点への変更が行われ、延伸区間として山口県道187号高井大道停車場線との重複が設定されました。2015年には植松交差点が十字路化し、この結果として終点が再度変更され、最終的に玉祖神社入口交差点が終点となりました。この際、山口県道187号との重複区間も解消されています。

路線状況

県道190号は以下の道路との重複区間があります。

• - 山口県道58号 防府環状線: 防府市大字浜方（起点）から浜方交差点まで
• - 山口県道183号 中ノ関港新田線: 防府市大字浜方（起点）から田島交差点まで

道路施設

この県道にはいくつかの橋梁が存在し、特に三の桝橋や二の桝橋は県道58号および183号との重複区間内にあります。また、中川沿に中橋、清水川沿には清水橋が架かっています。

地理

この道路は防府市を通過しており、途中でいくつかの重要な地点や施設があります。これには中関ゴルフ倶楽部や西国街道（旧山陽道）、防府市立中関小学校、華西中学校、航空自衛隊の防府南基地、さらには防府市役所の中関支所や防府北基地、玉祖神社などがあります。

このように、山口県道190号中ノ関港線は地域の重要な交通路としての役割を担っており、周辺設備や交通手段との連携も見逃せません。地域の発展に寄与する重要な道路であると言えるでしょう。

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