山田史生

山田史生

山田史生（やまだ ふみお、1959年5月17日 - ）は、日本の文学研究者。弘前大学教育学部国語教育講座教授。専門は中国哲学。

プロフィール

福井県出身。趣味は囲碁で、特技は尺八。尺八については根笹派錦風流尺八の青森県技芸保持者という側面も持っています。

学歴

1978年 - 福井県立藤島高等学校卒業
1978年 - 東北大学文学部入学
1982年 - 東北大学文学部卒業
1982年 - 東北大学大学院文学研究科博士前期課程進学
1984年 - 東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了
1984年 - 東北大学大学院文学研究科博士後期課程進学
1988年 - 東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学

職歴

1988年 - 弘前大学教養学部講師
1991年 - 弘前大学教養学部助教授
1997年 - 弘前大学教育学部助教授
2004年 - 弘前大学教育学部教授

著書

山田史生は、中国哲学に関する多数の著書を執筆しており、その内容は専門的な研究書から一般読者向けの入門書まで多岐にわたります。以下に主な著書を挙げます。

『渾沌（カオス）への視座　哲学としての華厳仏教』春秋社、1999年
『日曜日に読む『荘子』』ちくま新書、2007年
『脱世間のすすめ　漢文に学ぶもう少し楽に生きるヒント』祥伝社、2008年
『門無き門より入れ　精読「無門関」』大蔵出版、2008年
『受験生のための一夜漬け漢文教室』ちくまプリマー新書、2008年
『もしも老子と出会ったら』光文社新書、2009年
『下から目線で読む「孫子」』ちくま新書、2010年
『孔子はこう考えた』ちくまプリマー新書、2011年
『中国古典「名言200」』三笠書房、2011年
『絶望しそうになったら道元を読め！　『正法眼蔵』の「現成公案」だけを熟読 する』光文社新書、2012年
『はじめての「禅問答」　自分を打ち破るために読め！』光文社新書、2013年
『全訳　論語』東京堂出版、2014年
『禅とキリスト教　人生の処方箋』東京堂出版、2016年（ニック・ベランドと共著）
『禅問答100撰』東京堂出版、2017年
『龐居士の語録　　さあこい！禅問答』東方書店、2019年
『物語として読む　　全訳論語・決定版』トランスビュー、2019年
『哲学として読む老子』トランスビュー、2020年
『クセになる禅問答　考えることが楽しくなる珠玉の対話３８』ダイヤモンド社、2023年
『荘子の哲学』トランスビュー、2025年

これらの著書を通して、中国古典の思想を現代社会に生きる人々にわかりやすく伝え、人生の指針となるようなメッセージを発信し続けています。

外部リンク

公式ページ
弘前大学研究者総覧URL'>弘前大学研究者総覧
* 陸奥新報

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