山田町 (横浜市)

神奈川県横浜市中区の山田町について

山田町は、横浜市中区の北西部に位置する、住居表示が未実施の町名です。丁目は設けられておらず、古くから住宅地と中小の事業所が混在するエリアとして知られています。

地理

山田町は、中区の北西部に位置しており、北西は富士見町、北東は長者町2・3丁目、南東は千歳町、南西は南区永楽町と隣接しています。町内には神奈川県住宅供給公社の集合住宅や中小の事業所が見られ、南側には大桟橋通りが走り、横浜掖済会病院や千歳公園が位置しています。かつて町の北部にあった横浜市立富士見中学校は2013年3月に閉校し、現在は横浜市立横浜吉田中学校の第2グラウンドとして利用されています。

交通の便としては、最寄りの駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅です。また、大桟橋通り上には長者町1丁目や東橋などのバス停があり、京浜急行バスや横浜市営バスが利用できます。これらのバス路線を利用することで、横浜駅や磯子駅、桜木町駅方面へのアクセスが可能です。

歴史

山田町の歴史は、江戸時代に吉田新田として開拓された土地の一部に遡ります。1872年から1973年頃に山田町という町名が付けられました。町名は、この地に最初に居住した者の姓に由来します。当初は1丁目から5丁目までの字丁目が設けられていましたが、1882年に3丁目が永楽町、4・5丁目が真金町となり、後に丁目は廃止されました。1889年4月1日には市制施行により横浜市の町名となり、1919年の千歳町からの火災では、山田町域も被災しました。

1927年の区制施行に伴い、横浜市中区の町名となり、1928年には大桟橋通りに横浜市電が開通し、1972年まで運行していました。1961年には横浜市立吉田中学校の富士見分校が設置され、翌1962年5月1日に横浜市立富士見中学校として独立しましたが、2013年3月に吉田中学校と統合し、横浜市立横浜吉田中学校となりました。

人口と世帯

2024年4月30日現在、横浜市が発表したデータによると、山田町の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数: (データは省略)
人口: (データは省略)

学区

2023年4月時点での市立小・中学校の学区は以下の通りです。

小学校: (データは省略)
中学校: (データは省略)

事業所

2021年の経済センサス調査によると、山田町の事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数: (データは省略)
従業員数: (データは省略)

その他

郵便番号: 231-0036（集配局：横浜港郵便局）
警察管轄: (データは省略)

参考文献

『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。
横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。


このように、山田町は歴史と変化を重ねながら、横浜市中区の一角を担っています。

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