山田祐也 (競艇選手)

山田 祐也 - 競艇選手

山田祐也（やまだ ゆうや）は、1989年7月6日生まれで高知県香南市出身の競艇選手です。彼は登録番号4757の112期生として知られ、徳島支部に所属しています。競艇界では、彼の同期として松尾充、山崎郡、今泉友吾、馬場剛といった選手が名を連ねています。山田は高知県立高知工業高等学校を卒業後に、競艇の世界に飛び込みました。

来歴

山田の競艇選手としてのキャリアは、2013年5月2日に鳴門競艇でのデビューから始まりました。その3年後の2016年12月18日には、平和島競艇で初めての優勝を果たし、さらに12月26日には鳴門で2回目の優勝を達成しました。これにより、2節連続での優勝を記録し、彼の実力が次第に注目されることとなります。

2017年8月22日、彼は若松競艇場で開催された第63回MB記念にてSG初出場を果たし、24日にはその舞台でSG初勝利を収めます。2020年2月13日、丸亀競艇場で行われた四国地区選手権競走では、G1初優出を達成しながらも残念ながら2着に終わりました。この結果をバネに、2021年7月4日には三国競艇場で行われたモーターボート大賞にてG2での初優勝を果たしました。この勝利は彼がSGボートレースクラシック出場への切符を自らの努力によって勝ち取る結果となります。

さらに、2022年2月11日には、鳴門競艇場での第65回四国地区選手権決勝戦で圧倒的な逆境からの捲りを決め、見事にG1初制覇を成し遂げます。この勝利によって彼は正真正銘の記念レーサーとなったのです。

人物・エピソード

山田は2016年度に最優秀新人選手としての表彰を受けました。彼の特筆すべき点は、2018年9月からの1年間において5コースでの成績が2連対率で艇界No.1になるなど、特化選手として抜きん出た存在感を示しています。また、彼は小学校から高校まで野球を経験し、強豪校のレギュラー選手でもありました。中学時代には四国大会で3位に入賞した経歴もあります。社会人野球ではピッチャーを務め、その強肩ぶりは今でも仲間に認められています。

さらに、山田はファッション雑誌『anan』や『メンズノンノ』のモデルを務めたこともあり、その多彩な才能が魅力的です。結果が思うようにならないときでも決して気を落とさない心の強さが、彼の人間性を際立たせています。「土佐のいごっそう」としての精神を感じさせる彼のエピソードは、若い世代にとってのロールモデルとなっています。

獲得タイトル

• - G1

2022年2月：第65回四国地区選手権（鳴門競艇場）。決まり手は6コースからのまくり。

• - G2

2021年7月：モーターボート大賞～昭和平成無差別マッチ～（三国競艇場）。決まり手は逃げ。

山田祐也の活躍は今後も多くのファンに期待されており、競艇界のさらなる発展に貢献することでしょう。

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