岡井朝子

岡井朝子

プロフィール

岡井朝子（おかい あさこ）は、1966年生まれの日本の外交官、国際公務員です。東京都出身で、父は日本経済新聞記者でした。幼少期には、父の仕事の関係でワシントンD.C.の学校に通っていました。帰国後、東京学芸大学附属高等学校を経て、1989年に一橋大学法学部を卒業し、外務省に入省しました。大学時代はオーケストラ部でヴァイオリンを担当するなど、音楽にも親しんでいました。

キャリア

外務省入省後、ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジに留学し、美術史で修士号を取得。その後、外務省で文化交流、経済協力、内閣官房安全保障室など、幅広い分野でキャリアを重ねました。2000年代には、パキスタンやオーストラリアの日本国大使館で経済担当の外交官として勤務しました。

2007年からは国際協力局人道支援室長として、国際連合児童基金（UNICEF）、国際連合世界食糧計画（WFP）、国際連合難民高等弁務官事務所（UNHCR）といった国際機関との連携を担当しました。2010年には国際連合日本政府代表部公使参事官（政務担当）に就任し、国連での活動を本格化させました。

2016年からは、カナダ初の女性日本国総領事としてバンクーバー総領事を務めました。

国連での活躍

開発、平和構築、国際協力分野での豊富な経験を買われ、2018年には中満泉氏の後任として、国連事務次長補兼国連開発計画（UNDP）総裁補兼危機対応局長に就任しました。同時期には、水鳥真美氏も国連幹部に任命され、日本の女性外交官の国際舞台での活躍が注目されました。危機局長としては、他機関との連携計画策定など、国際的な課題解決に尽力しました。

2023年には駐バーレーン特命全権大使に任命され、新たなステージで活躍しています。

同期入省者

岡井氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような方々がいます。

相航一（アメリカ特命全権公使）
赤堀毅（外務審議官）
赤松秀一（上海総領事）
安藤俊英（中東アフリカ局長）
市川恵一（内閣官房副長官補）
加納雄大（ユネスコ大使）
城内実（元外務副大臣、衆議院議員）
齋田伸一（国際[[平和協力本部]]事務局長）
志水史雄（大臣官房長）
曽根健孝（在ロサンゼルス総領事）
田村政美（外務省研修所長）
浜田隆（瀋陽総領事）
中込正志（欧州局長）
長岡寛介（チェコ大使）
鯰博行（アジア大洋州局長）
星野芳隆（エルサルバドル大使）
松永健（トロント総領事）
山本恭司（フィリピン公使）
米谷光司（アフリカ部長）

外部リンク

@AsakoOkai@asakookai - X（旧Twitter）

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