岩城徳栄

岩城 徳栄（いわき とくえ）について

岩城徳栄、1961年3月3日生まれの元歌手であり元タレントとして知られています。彼女は現在、芸能界を離れ、私生活を送っています。石川県の輪島市で育ち、青蘭学院高等学校を卒業後、タレントの道を歩み始めました。タレント活動時代は本名で活動しており、158cm、46kgの体型です。

人物背景

岩城は「ピー子」という愛称で親しまれています。このニックネームは、赤ちゃん時代に「ピーピー」と泣いていたため、近隣の住民から付けられたとのことです。小学生になると「きかん気のピー子」と呼ばれ、地元では少しの有名人となっていました。実家は地域の映画館を経営しており、彼女の芸能活動への影響があったことが伺えます。また、シンガーとしては5枚のシングルをリリースし、その歌声は「ハスキーでパンチの効いた」と評されています。

芸能界での経歴

日本テレビ音楽学院で半年間学んだ岩城は、音楽コンテスト『スター誕生!』に挑戦し、そこで合格を果たします。デビューは1978年1月10日で、キングレコードから「ダウン・タウン・ベイビー」で果たしました。歌手としてはヒット曲には恵まれなかったものの、テレビ朝日で放送された『笑アップ歌謡大作戦』では、愛称ピー子で親しまれ、特におバカキャラクターとして人気を集めました。

1980年代前半にかけては、複数のテレビ番組にレギュラー出演し、女優として映画にも出演しました。その中でも特に印象的なのは、TBSテレビの『街かどテレビ11:00』においての出来事です。生放送中に突然「明日大きな地震が起こります」と発言し、司会者にたしなめられました。その後、番組はコマーシャルに入り、司会者が謝罪をする場面がありました。この出来事は、彼女の芸能界引退の一因とも言われています。

引退後の生活

岩城は芸能界を引退した後、メディアに姿を見せることはなく、結婚したとされています。再び公の場に出ることはなく、私生活を大切にしているようです。

主な作品

テレビ番組

• - 笑アップ歌謡大作戦（1978年 - 1982年、テレビ朝日） - レギュラー
• - 野々村病院物語（1981年、TBS） - 新人ナース
• - いじわるばあさん第4話「もう!いやんなっちゃうの巻」（1981年11月2日、フジテレビ） - 夢野覚子
• - 三波伸介の凸凹大学校（1982年、テレビ東京）
• - 独占!女の60分（1982年 - 1983年、テレビ朝日） - リポーター
• - 街かどテレビ11:00（1983年 - 1984年、TBSテレビ） - レギュラー
• - 太陽にほえろ!PART2第2話「探偵物語」（1986年12月5日、日本テレビ） - 中野悦子

映画

• - 野菊の墓（1981年、東映） - とめ
• - 燃える勇者（1981年、東映） - クーコ
• - 夏服のイヴ（1984年、東宝） - 飯田操

CM

• - 荒川長太郎合名会社（アラクス）『ノーシン』 - 「頭痛が痛いの〜」というセリフが流行。

その独特の個性と影響力で、岩城徳栄の存在は多くの人に記憶されています。

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