岩手県道14号一関北上線

岩手県道14号一関北上線

岩手県道14号一関北上線は、岩手県の一関市から北上市へと至る主要地方道であり、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この路線は、一関市を起点とし、平泉町、奥州市を経由して北上市に至ります。総延長は約46.8kmに及び、沿線には様々な施設や観光地が存在します。

路線データ

実延長：46,765.3 m
起点：一関市（大槻交差点、国道4号・国道342号交点）
終点：北上市（国道107号交点）

歴史

岩手県道14号一関北上線は、複数の県道が統合される形で誕生しました。

1959年（昭和34年）3月31日：一関大東線、江刺黒石一関線、北上江刺線としてそれぞれ県道に認定
1976年（昭和51年）4月1日：一関大東線の一部、江刺黒石一関線の一部、水沢人首住田線の一部、北上江刺線が主要地方道に指定
1976年（昭和51年）10月1日：一関北上線として県道に認定
1993年（平成5年）5月11日：建設省により改めて主要地方道の指定を受ける

その後、沿線の交通状況に対応するため、バイパスや改良工事が実施されました。

2004年（平成16年）8月9日：生母工区（奥州市前沢）が開通
2009年（平成21年）4月8日：稲瀬工区（奥州市）が開通
2009年（平成21年）11月30日：下門岡工区（北上市）が開通
2010年（平成22年）10月30日：柵の瀬工区（一関市）が開通
2018年（平成30年）3月20日：荒谷工区（奥州市前沢）が開通
2018年（平成30年）11月11日：新「柵の瀬橋」が開通

路線状況

重複区間

一関北上線は、以下の区間で他の路線と重複しています。

岩手県道260号一関平泉線：一関市中央町二丁目 - 一関市山目町一丁目
岩手県道237号長坂束稲前沢線：西磐井郡平泉町長島字月舘 - 奥州市前沢生母字長根 - 奥州市前沢生母字荒谷
岩手県道106号前沢東山線：奥州市前沢生母字前川原 - 奥州市前沢生母字町
国道343号（岩手県道197号田原折居線）：奥州市水沢黒石町字鶴城地内
国道456号：奥州市江刺杉ノ町 - 奥州市江刺稲瀬字宝禄
岩手県道8号水沢米里線：奥州市江刺杉ノ町 - 奥州市江刺大通り

通過する自治体

一関市
西磐井郡平泉町
奥州市
北上市

交差する道路

主要な交差点では、以下の道路と接続しています。

国道4号・国道342号（一関市山目字大槻・大槻交差点、起点）
岩手県道19号一関大東線・岩手県道260号一関平泉線（一関市中央町二丁目・竹山交差点）
岩手県道134号山目停車場線（=重複岩手県道260号一関平泉線）（一関市山目町一丁目）
岩手県道261号中里堀切線（一関市舞川字堀切）
岩手県道168号薄衣舞川線（一関市舞川字堀切）
岩手県道206号相川平泉線（西磐井郡平泉町長島字砂子沢）
岩手県道237号長坂束稲前沢線（西磐井郡平泉町長島字月舘）
岩手県道237号長坂束稲前沢線（奥州市前沢生母字長根）
岩手県道237号長坂束稲前沢線（奥州市前沢生母字荒谷）
岩手県道106号前沢東山線（奥州市前沢生母字前川原）
岩手県道106号前沢東山線（奥州市前沢生母字町）
国道343号（奥州市水沢黒石町字鶴城）
岩手県道197号田原折居線（奥州市水沢黒石町字鶴城）
国道343号・岩手県道197号田原折居線（奥州市水沢黒石町字鶴城）
国道397号（奥州市水沢羽田町駅南一丁目）
岩手県道251号玉里水沢線（奥州市江刺愛宕字金谷）
国道456号・岩手県道8号水沢米里線（奥州市江刺杉ノ町・杉の町交差点）
岩手県道8号水沢米里線（奥州市江刺南大通り・大通り交差点）
岩手県道108号江刺金ケ崎線（胆沢郡金ケ崎町西根字古寺）
国道456号（奥州市江刺稲瀬字宝禄）
岩手県道255号広瀬三ケ尻線（奥州市江刺稲瀬字山下）
岩手県道28号花巻北上線（北上市立花3地割）
国道107号（北上市立花24地割、終点）

沿線の施設

沿線には、様々な施設が存在し、地域住民の生活を支えています。

一関市立磐井中学校
一関保健所
岩手銀行山目町支店
一関市職業訓練センター
いわて平泉農業協同組合 舞川支店
北上川遊水池展望台
長島郵便局
江刺中央体育館
サトウハチロー記念館叱られ坊主
北上市立公園展勝地
北上市立東陵中学校
花巻農業協同組合さくら支店

一関北上線は、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を担うとともに、観光客にとっても魅力的なルートとなっています。

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