岩瀬中央公民館

岩瀬中央公民館について

岩瀬中央公民館（いわせちゅうおうこうみんかん）は、茨城県桜川市に位置した公民館であり、図書館機能を備えていた複合施設です。この公民館は、地域の人々にとって大切なコミュニティスペースであり、様々な活動やイベントが行われていました。しかし、桜川市で新たな複合施設が建設されるに伴い、残念ながら2022年に廃止されることとなりました。

基本情報

岩瀬中央公民館は、元々「岩瀬町中央公民館」という名称で知られていましたが、町村合併を経て改名されました。隣接している桜川市商工会館との協力によって、地域の発展に寄与してきた場所でもあります。また、かつては岩瀬町体育館が隣接していて、建物同士は渡り廊下でつながっていました。

施設の機能

この公民館は、地域住民が集まり、学んだり交流したりできる貴重なスペースでした。施設の利用には、料金体系が設けられており、2時間未満の利用では半額になるなど、利用しやすさも考慮されていました。特に注目すべきは、図書館機能です。

図書館機能

岩瀬中央公民館内の図書館は、名前に「図書館」とついていますが、正式な図書館設置条例に基づくものではなく、図書館法における「公立図書館」には該当しません。とはいえ、貸出業務やボランティアによる読み聞かせ、さらには学校との連携など、地域の教育や情報提供に貢献する多様なサービスを提供していました。

交通アクセス

アクセスも便利で、JR水戸線の岩瀬駅からは徒歩約8分の距離にあり、また常磐自動車道の桜川筑西ICからは車で5分程度で到達可能でした。過去には、岩瀬駅前の通りが拡幅される前は、路線バスが駅前に進入できなかったため、代替バスが公民館の裏手にある停留所で転回していました。

終わりに

岩瀬中央公民館は、その役割を果たしながら地域住民の中での交流や文化活動を支え続けてきた重要な施設でした。残念ながら解体されてしまいましたが、その存在が地域に与えた影響は計り知れません。公民館の歴史は、地域の人々にとっての思い出ともなり、多くの活動が行われた場所として長く記憶されることでしょう。

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