川端幹人

川端幹人（かわばた みきと）は、1959年生まれの日本の編集者、ジャーナリストです。

和歌山県で生まれ、和歌山県立海南高等学校を経て、中央大学法学部法律学科を卒業しました。大学在学中から、ビニ本出版社「九鬼」でアルバイトを始め、その後、ハミング社（後の英知出版、宇宙企画）を経て、「噂の眞相」に入社しました。

「噂の眞相」では、編集長の岡留安則の下で副編集長を務め、皇室や検察のスキャンダル、扇動的な記事を執筆しました。また、日活ロマンポルノ（ロマンX）の脚本も手掛けました。2000年には、同誌の記事内で雅子妃を呼び捨てにしたことが原因で、右翼団体から襲撃を受け、肋骨を骨折する重傷を負いました。

「噂の真相」休刊後は、フリーのライター・編集者として活動し、マガジンハウスの「ダカーポ」などの編集に携わりました。その後、元「噂の真相」のデスクであった神林広恵とともに株式会社ロストニュースを設立。株式会社サイゾーと共同でニュースWebサイト「LITERA」を立ち上げました。

現在は沖縄県で生活しています。

著書

『タブーの正体！ マスコミが「あのこと」に触れない理由 』 ちくま新書、2012年。

共著

岡留安則編著 『Rの総括―リクルートの犯罪性と疑獄の再検証』 木馬書館、1990年。
噂の真相取材班 『日本新党のウソ、平成維新のデマ―自民党延命のための二つのワナ』 第三書館、1993年。
宮崎哲弥、川端幹人 『事件の真相!』ソフトバンククリエイティブ、2006年。
宮崎哲弥、川端幹人 『中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談 』洋泉社、2008年。
森功、寺澤有、伊藤博敏、西岡研介、川端幹人 『誰も書けなかった日本のタブー 原発と山口組と芸能裏人脈編』 宝島SUGOI文庫、2011年。

編著

荒木経惟 『包茎亭日乗―アラーキーの愛とエロスと偽りの写真集2628日記』 イーストプレス、1994年。
荒木経惟 『包茎亭日乗 完』 ビレッジセンター出版局、2004年。

脚本

『ザ・本番 湘南のお嬢さま』 （1986年 監督 高槻彰）
『ザ・本番 女体フルコース』（1986年 監督 高槻彰）
『ザ・本番 アイドル歌手篇』 （1987年 監督 高槻彰）
『裏・本番 陶酔ビデオクィーン』 （1987年 監督 高槻彰）
『ナマ本番 同棲』（1987年 監督 高槻彰）

関連人物

さいとうまこと - AV監督。テレビ番組制作会社勤務中に川端に誘われ宇宙企画に入社。

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