工藤雪枝

工藤雪枝

工藤雪枝（くどう ゆきえ、1965年3月14日 - ）は、日本のジャーナリスト、評論家として、国家論や安全保障論を中心に執筆活動を展開しています。その活動は、国内外のメディアへの出演や著書を通じて、幅広い層に影響を与えています。

経歴

北海道美幌町で生まれ、幼少期は陸上自衛官である父親の転勤に伴い、日本各地を転々としました。高校時代にはAFSプログラムでアメリカへ留学し、異文化に触れる経験をしました。

1988年に東京大学法学部を卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE）で経済学修士号を取得。経済学分野では、ブラック・マートンらのデリバティブ価格理論を研究しました。本人は元々東大志望ではなかったものの、高校時代の成績が優秀だったため、周囲の勧めで志望変更したと語っています。

英米の金融機関での勤務を経て、1992年からフリージャーナリストとしての活動を開始。1996年からは、旧日本軍の特攻基地があったフィリピンや、知覧町、鹿屋市、国分市、串良町などを訪れ、取材を重ねました。これらの取材をもとに、2001年に『特攻へのレクイエム』（中央公論新社）を出版し、大きな反響を呼びました。

防衛庁オピニオンリーダー、日本戦略研究フォーラム政策提言委員、外国人特派員協会報道委員、拓殖大学客員教授などを歴任し、多方面で活躍しています。

活動

日本国内

工藤雪枝は、日本国内の様々なメディアで、国家論や安全保障論に関する論評を行っています。その鋭い視点と深い知識に基づいた分析は、多くの人々に影響を与えています。

日本国外

英国BBC、米国CBS・ABC・NBCなど、海外の主要メディアにも出演し、日本の政治や社会情勢について発信しています。国際的な舞台でも、その知性と洞察力が高く評価されています。

著書

単著

『特攻へのレクイエム』中央公論新社、2001年／中公文庫、2004年
『国を愛するということ―散華した特攻隊員の遺した「託し」』モラロジー研究所〈生涯学習ブックレット〉、2003年

共著

「検証・靖国神社問題」PHP、2002年。石原慎太郎、稲垣武、牛村圭、梅原猛、大原康男、加地伸行、金美齢、工藤雪枝、黒田勝弘、黄文雄、小堀桂一郎、櫻田淳、東條由布子、長山靖生、橋爪大三郎、古川勝久


工藤雪枝は、ジャーナリスト、評論家として、国家論、安全保障論を中心に、幅広いテーマで執筆・評論活動を行っています。国内外のメディア出演や著書を通じて、社会に貢献しています。

外部リンク

工藤雪枝 (@YukieKudo314) - X（旧Twitter）
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