平野川信号場

平野川信号場は、北海道上川郡清水町字羽帯に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の信号場です。事務管理コードは▲110457となっています。

歴史

この信号場は、1965年（昭和40年）9月30日に日本国有鉄道の信号場として開業しました。開業当初は係員が配置されていましたが、1967年（昭和42年）10月1日には御影駅からの遠隔操作に切り替わり、無人化されました。1971年（昭和46年）5月1日には、根室本線上落合信号場 - 昭栄信号場間がCTC化されています。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR北海道に継承されました。1994年（平成6年）度には、石勝線・根室線高速化工事に伴い構内が改良されています。

2013年（平成24年）7月22日には、当信号場で停車していた札幌発帯広行き「スーパーとかち」1号の3号車のエンジン付近から白煙が上がり、潤滑油とみられる油が漏れ出るトラブルが発生しました。

構造

平野川信号場は、2線を有する単線行き違い型の信号場です。建物側の1番線が本線となっており、上下線ともに通過列車は1番線を使用します。待避を行う列車のみが2番線を使用する構造となっています。

周辺

信号場の周辺には農地が点在しています。また、国道38号が近くを通っています。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

十勝清水駅 (K24) - 平野川信号場 - 羽帯駅 (K25) - 御影駅 (K26)

打消線は廃駅

参考文献

北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』

関連項目

日本の信号場一覧

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