広域公園前駅

広域公園前駅の紹介

広域公園前駅（こういきこうえんまええき）は、広島県広島市安佐南区大塚西四丁目に位置する広島高速交通広島新交通1号線（アストラムライン）の駅です。この駅は副駅名として修道大学前を持ち、大学や広域公園の近くにあります。

駅の概要

広域公園前駅はアストラムラインの終点にあたり、将来的には西広島駅までの延伸が計画されています。現状では高架の線路が延びているものの、駅の先で行き止まりとなっていて、引き上げ線として活用されています。また、コインロッカーや定期券販売機能を備えているため、利便性が高い駅です。

駅の歴史

この駅は1994年8月20日に開業しました。その後、1999年にはダイヤ改正を経て急行列車の停車駅となりましたが、2004年には急行は廃止されました。2009年にはPASPYが導入され、2015年にはホームや構内の設備が刷新されました。

駅構造

広域公園前駅は、島式ホームを持つ高架駅で、1面2線の構造になっています。ホームから1フロア下がったところには券売機と改札が設置されており、駅全体は紫色のステーションカラーで統一されています。のりばに関しては、本通方面からの列車が1番線で降車後、引き上げ線に回送されてから再び2番線へと入線し、本通方面に向かうという流れになっています。

利用状況

利用者数に関するデータは広島市統計書に基づいています。アストラムラインでは、毎年の乗車総数と降車総数の情報を提供しており、1日あたりの平均乗車人員を算出しています。ただし、データは1000単位で丸められているため、誤差が生じることがあります。

駅周辺の施設

広域公園前駅は、広島広域公園の南東に位置し、広島修道大学の正門前にあたります。駅出口は広島県道71号線（広島湯来線）と重複している広島県道265号線の交差点近くにあります。周辺には広島広域公園陸上競技場（通称: 広島ビッグアーチ）や西風新都、フォーブル沼田営業所などが存在します。

バスの利用

駅の直下にはバス停留所があり、「広域公園前駅（広島修道大学入口）」として一般路線バスが運行されています。このバス停は以前の「広島修道大学」バス停から改称されたもので、他にも広電バスや高速バスが乗り入れます。特に、広福ライナーや防長交通の都市間路線が停車し、東京と山口を結ぶ夜行バスも利用可能です。

広島ビッグアーチでのスポーツイベント時には、駅前から臨時の無料シャトルバスが運行されることもありますが、環境に配慮して運行が取りやめられることもあります。

近隣駅

広域公園前駅の隣には、大塚駅があります。両駅は広島高速交通のアストラムラインで連携しており、利便性の高いアクセスを提供しています。

駅周辺の情報やインフラについて理解を深め、広域公園前駅の魅力を感じていただければ幸いです。

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