広島県道24号府中上下線

広島県道24号府中上下線

広島県道24号府中上下線は、広島県府中市内を起終点とする主要地方道です。府中地域から上下町地域を結び、市域内で完結する路線となっています。

概要

この県道は、府中市の中心部から北へ向かい、緑豊かな山間部を通り抜けて、かつての甲奴郡上下町へと至ります。全長は約21kmで、沿線には芦田川が流れ、美しい自然景観が広がります。

歴史

そのルーツは明治時代に遡り、1900年（明治33年）発行の地形図には「至庄原道」として記載されていました。その後、県道24号福山庄原線の一部となり、路線の変遷を経て、1996年（平成8年）に現在の広島県道24号府中上下線として認定されました。

1993年（平成5年）5月11日：主要地方道府中上下線に指定
1996年（平成8年）4月25日：広島県道24号府中上下線として認定
2004年（平成16年）4月1日：上下町が府中市に編入され、全区間が府中市域のみを通る路線となる

路線状況

国道486号から広島県道56号府中世羅三和線にかけては、芦田川に沿って進むため、山と川に挟まれた区間が多く、自然豊かな景観が楽しめます。

地理

通過する自治体

府中市

主要な交差点

父石交差点（国道486号）
落合三差路交差点（広島県道56号府中世羅三和線）
矢多田交差点（国道432号、広島県道25号三原東城線重複）

並行する旧街道

旧石州街道

石見銀山と笠岡を結ぶ石見銀山街道（銀の道）の一部としても利用されていました。

並行する河川

芦田川水系
芦田川
阿字川
矢多田川

並行する鉄道

JR福塩線
中畑駅

広島県道24号府中上下線の魅力

広島県道24号府中上下線は、府中市の歴史と自然を感じられるルートです。沿線には、古い街並みや史跡、豊かな自然が点在し、ドライブやツーリングに最適です。また、JR福塩線と並行する区間もあり、鉄道ファンにもおすすめです。この道を走ることで、府中市の魅力を再発見できるでしょう。

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