広島県道304号中筒賀下線

広島県道304号中筒賀下線は、広島県山県郡安芸太田町大字中筒賀を起点とし、広島市佐伯区湯来町大字下を終点とする、全長13.6kmの一般県道です。

概要

この県道は、安芸太田町の中筒賀地区から広島市佐伯区の湯来地区へと至るルートを形成しています。起点は国道186号との交差点であり、終点は国道433号との交差点です。路線は、ほぼ太田川の右岸に沿って進みます。

歴史

1972年（昭和47年）11月24日に広島県によって認定されました。その後、2004年（平成16年）には、市町村合併により起点の地名表記が変更（筒賀村中筒賀→安芸太田町中筒賀）され、2005年（平成17年）には、湯来町が広島市に編入されたことで、終点の地名表記が変更（佐伯郡湯来町下→広島市佐伯区湯来町下）されました。また、旧湯来町内の道路管理が広島県から広島市に移管されました。

路線状況

県道304号は、太田川の美しい流れに沿って走る道ですが、未改良箇所が多く残っています。かつては、中国自動車道太田川橋付近に通行不能区間が存在しましたが、2008年度の工事で解消され、現在は全線が通行可能となっています。

重複区間

この県道は、いくつかの区間で他の道路と重複しています。主な重複区間は以下の通りです。
国道186号・国道191号・国道434号（安芸太田町大字下筒賀）
国道191号（安芸太田町大字加計）
広島県道303号上筒賀津浪線（安芸太田町大字中筒賀、約111m）

道路施設

県道304号には、以下の主要な道路施設があります。
橋梁
筒賀橋：全長105.8m。太田川に架かり、広島県道303号との重複区間内に位置します。
トンネル
宮山トンネル：全長92m。1980年竣工。国道191号との重複区間内にあります。
砂ヶ瀬トンネル：全長31m。1943年竣工。

地理

県道304号は、広島県の山間部を走り、以下の自治体を通過します。
山県郡安芸太田町
広島市佐伯区

交差する道路と沿線

県道304号は、以下の道路と交差しています。
国道186号
国道191号
国道433号
国道434号
広島県道303号上筒賀津浪線

また、沿線には以下の施設や地理的特徴があります。
筒賀川
太田川
JR西日本可部線廃線跡
中国自動車道 戸河内IC
安芸太田町立殿賀小学校
安芸太田町役場加計支所
安芸太田町立加計小学校

関連情報

県道304号は、広島県内の県道の一つであり、地域住民の生活を支える重要な道路です。この道路は、自然豊かな風景の中を走り、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

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