徳島市陸上競技場

徳島市陸上競技場

徳島市陸上競技場（とくしましりくじょうきょうぎじょう）は、徳島県徳島市南田宮2丁目に位置する陸上競技専用の施設です。地元では「田宮陸上競技場」と呼ばれることもあり、市内で唯一の公式な陸上競技場であるため、地域のスポーツ活動に欠かせない存在となっています。2020年には大規模なリニューアルが行われ、現在は「ワークスタッフ陸上競技場」という愛称も付けられています。

概要

この競技場は、南田宮にある田宮運動公園の一部として整備されており、日本陸上競技連盟から第2種の公認を受けています。市内の小中高等学校の部活動やクラブチームが日常的に使用する練習場として、重要な役割を果たしています。主に陸上競技の大会が開催されるほか、サッカーの試合やゲートボールの大会も頻繁に行われるため、地域のスポーツ交流の場ともなっています。また、学校行事の運動会や体育祭などにも利用され、幅広い市民に親しまれています。競技場の整備された周辺には、田宮公園内のプールもあり、様々なスポーツ活動が楽しめる環境が整っています。

歴史

徳島市陸上競技場の歴史は1976年に始まりました。この年、徳島市は競技場を設置し、陸上競技の発展を支援しました。1995年には全面改修が行われ、写真判定装置とそのための判定室が新たに設置され、より正確な競技運営が可能となりました。さらに2006年にはトラックの改修が行われ、競技者にとっての快適な環境が整えられました。2008年からは「とくしまマラソン」が始まり、競技場はこのイベントのゴール地点にもなっています。そして2020年にはリニューアルオープンを迎え、ますます利用者のニーズに応えられるよう整備が進められました。

施設概要

徳島市陸上競技場は、400メートルの全天候型トラックを8レーン完備しています。また、フィールドは天然芝であり、陸上競技の他にもサッカーやその他のスポーツイベントにも対応できるようになっています。メインスタンドは2,300人を収容可能で、座席数は1,612席です。さらに、芝生スタンドは8,000人を収容でき、地域住民や訪問者が快適に観戦できるスペースが確保されています。

アクセス

JR高徳線と徳島線の佐古駅からは徒歩約10分の距離にあり、公共交通機関を利用する際は、徳島市営バスの田宮運動公園口バス停から徒歩約1分でアクセスが可能です。

外部リンク

競技場に関する詳細や最新情報については、財団法人 徳島市体育振興公社のウェブサイトをご覧ください。

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