徳島県鳴門病院

徳島県鳴門病院の概要

徳島県鳴門病院（とくしまけんなるとびょういん）は、徳島県鳴門市撫養町黒崎に位置する重要な医療機関です。この病院は、地域医療支援病院および災害拠点病院として、地域住民に欠かせない存在となっています。かつては健康保険鳴門病院として知られ、全国に51の病院を運営する全国社会保険協会連合会の一部でしたが、2012年に公的年金流用問題の影響を受け、廃止が検討されました。これに対し、徳島県知事の飯泉嘉門氏と独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構との間で契約が結ばれ、2013年には徳島県に売却され、地方独立行政法人へと生まれ変わりました。

診療科目

徳島県鳴門病院では、幅広い診療科を整備しています。以下は主な診療科目です：

• - 内科
• - 循環器科
• - 小児科
• - 外科
• - 整形外科/手の外科センター
• - 脳神経外科
• - 皮膚科
• - 形成外科
• - 泌尿器科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 放射線科
• - 麻酔科
• - 病理

医療機関としての指定・認定

この病院は、保険医療機関や指定自立支援医療機関（更生医療、育成医療）として機能しております。また、身体障害者福祉法、母体保護法に基づく指定医療機関にも指定されている他、災害拠点病院、臨床研修病院、特定疾患治療研究事業委託医療機関など、多くの認定を受けています。さらに、労災保険指定医療機関やエイズ治療拠点病院としても活動しており、公益財団法人日本医療機能評価機構によって認定された病院でもあります。これにより、患者に対して高品質の医療を提供しています。

併設施設

また、徳島県鳴門病院には、鳴門病院附属看護専門学校も併設されています。こちらの学校では、看護師を目指す学生たちが専門的な教育を受けており、医療現場での即戦力となる人材を育成しています。看護専門学校は徳島県鳴門市撫養町斎田見白36-1に位置し、病院との連携を強化し、実践的な教育を行っています。

アクセス

病院へのアクセスは、JR四国鳴門線の「鳴門駅」から徒歩で約20分または、徳島バスや鳴門市地域バスを利用することで、10分程度で到着できます。この便利な立地により、地域住民は容易に医療サービスを受けることができます。

以上のように、徳島県鳴門病院は地域医療を支える大切な役割を果たしており、多くの認定を受けた信頼できる医療機関として、患者に優しい総合的な医療サービスを提供しています。

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