志度駅

志度駅について

基本情報

志度駅（しどえき）は、香川県さぬき市志度にある四国旅客鉄道（JR四国）の高徳線沿いの駅です。この駅は、特急をはじめとする全ての列車が停車し、駅番号はT19となっています。乗り換えや観光に便利な位置にあり、多くの利用者に親しまれています。

駅の歴史

志度駅は1925年8月1日に開業し、当時は鉄道省による運営でした。1970年には貨物取扱が廃止され、1985年には荷物扱いも停止されました。1987年に行われた国鉄の分割民営化により、JR四国の駅として新たなスタートを切りました。1990年代には駅敷地内に「ジョイフル」が開業し、その後1998年に橋上駅舎化工事が完了しました。2021年以降は「みどりの券売機プラス」が利用開始され、2022年には長年運営されていた観光案内所が閉所しました。

駅構造

志度駅は、島式ホームと相対式ホームを併せ持つ地上駅で、橋上駅舎が特徴です。昔はそれぞれのホームを繋ぐ構内踏切がありましたが、施設の改修にともない、現在の構造になっています。かつてはフランチャイズのレストランやコンビニがあったものの、現在は名物かまどの直営店舗が存在しています。また、駅舎内にはKIOSKも設置されていましたが、閉店しました。駅は高徳線内で唯一駅長が配置されている駅であり、安心して利用できる環境が整っています。

のりば情報

志度駅の特急列車は、1番のりばまたは2番のりばに停車します。近年、2番のりばは本線とする一線スルー構造に改修されましたが、現時点では定期営業列車の運行はありません。

利用状況

志度駅の一日平均乗車人員は、近隣の琴電志度駅と比較して約2倍の利用があるとされています。このことからも、志度駅が地域にとって重要な交通拠点であることがわかります。

駅周辺の施設

志度駅には北口と南口があり、それぞれに接続する交通機関が整備されています。北口には高松琴平電気鉄道志度線の琴電志度駅、南口ではさぬき市のコミュニティバスや高速バスの停留所があります。特に志度バスストップは、高速バスの近接地となっており、移動の利便性が高いと言えます。

隣接駅

志度駅の隣には高徳線の讃岐牟礼駅（T20）とオレンジタウン駅（T18）が存在し、特急「うずしお」が定期的に停車します。このため、地域へのアクセスが非常に良好です。

まとめ

志度駅は、その便利な立地と豊富な歴史によって地域住民に支持されています。今後も、この駅が地域の交通の要として機能し続けることが期待されます。

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